Macの無線LANがつながらないときは、Safariを使って、かつ、ファイアウォール設定を疑おう。

無線LANの設定(「システム環境設定」の「ネットワーク」の各種設定、及びアプリケーション「インターネット接続」でのネットワーク名や暗号キーなど)がすべて正しいのにWebにつながらない時があります。
特に、プロキシ設定が必要で、Safari以外のブラウザ(FireFoxなど)でそれぞれのブラウザでも独自にプロキシ設定が可能な場合です。
無線LANには接続できているみたいだし、ブラウザのネットワーク設定も合っているのにつながらない。Mac OS X自体を再起動してもつながらない。
そういうときに疑うべきポイント。それは、Safari以外のブラウザでインターネットを使うつもりであっても、まずSafariで接続確認をおこなうことです。Mac OS Xにおいては、もっとも基本的なWebブラウザですから。
Safariでもつながらない場合、ファイアウォールソフトを設定していたら、動作を一時的に切ってみること。
私が使っている「NetBarrier X5(ネットバリア)」の場合は、「ルール」ボタンをクリックして「クライアント、ローカルサーバ」になっている設定を「保護なし」にすることでした。
さらに、「システム環境設定」の「ネットワーク」の「TCP/IP」で「DHCPサーバを参照」にしている場合、「NetBarrier X5(ネットバリア)」の「アンチバンダル」の「方針」の「停止リスト」に、DHCPで設定されたIPアドレスと最初の2つのドットまでの数値が同種のアドレスが、設定されていないかをチェック。もしもあればそれを削除。何を間違ったか、私の場合はDHCPで接続する場合に必須のIPアドレスが「停止リスト」に入っていたのですよ。これじゃつながるわけがない。
SafariでWebにつながったのを確認したら、あとはFireFoxでもつながるはず。こっちがつながらなければ何処か設定がおかしいわけですが、すんなりつながりました。
というわけで、初期設定ファイルを削除するとかまで試して、3時間くらいかかってしまいましたが、ネットバリアの設定に気が付けたらあっさりとつながりました。もう拍子抜けするくらい。
これも、経験ですね!

2012年12月31日 追記

この年末、なぜかこの記事へのアクセスが多いので、最近の私の状況で無線LANが復旧した方法も書いておきます。
ま、単純で、Macの画面右上の扇型のマークをクリックして、『Wi-Fiを切にする』にしたあと、Mac OSの再起動。
Macが起動したら無線LANを画面右上の扇型のマークからつなぎ直す。
この対策でほぼつながっています。
また、ほかのWindowsパソコンやiPhoneAndroid系の端末、またWebに対応したNintendo DSi3DSなどなど、OSの種類が違う別端末があれば、そちらでは接続できるかどうかを試してみることも重要です。
私の場合は、iPhoneではすんなりつながるのにMacBook Proでつながらない、ということがたまにあります。特に、一日中Macのフタを閉めて完全スリープにしておいてからフタを開けたときによくあります。そういうときは黙って上記の再接続&再起動でたいていは直るようです。
どうしようもなくなったら、無線LANアクセスポイントの方の再起動や、アクセスポイントのリセット(工場出荷状態への復帰)が必要になることもあるかもしれません。その場合はお使いの機種の取り扱い説明書を読んで正しく実行を。説明書を無くした場合でも、今はたいていのメーカーさんがホームページ上で公開していることが多いので、一度有線でWebにつなぎ、探してみると良いでしょう。