漢字Talk時代の名作RPG「Revenge of Monsters」のこと。

「Revenge of Monsters」こと、通称リベモンのことです。
YELLOWNAIL SOFTの名作。
以前、この日記でも書いたのですが、なぜかいまさら「RevengeofMonsters」をMacBookでプレイすることを考えてみる(推論編)。 - Yunyの鉄は、熱いうちに鍛て。で出した結論です。リベモンは第2世代のPowerPC、しかもPowerPC 604eでないと、おそらくエンディングをラストまで見られないのでした。ただし、例外としてPower PC G4のMacなら可能性がありそうでした。
私自身、このゲームのエンディングは、今まで激戦をくぐり抜けてきたスライム君たちがおかしくなってしまい、それから画面に白い斜線が大量に光るところまでしか見たことがないのです。
シナリオの内容は面白いので、今だったらDSiウェアとかで販売しても遜色が無いクオリティだと思うのですけれど、まあ……作者さんたちがどこでどうしているかも、プログラムのリソースがどうなっているかもいっさい不明ではあります。たしかゲームのプログラムデータを壊してしまったとかも読んだ記憶がありますし……。


任天堂さんとか、版権を取得して、あの名シナリオを生き返らせてくれないでしょうか?
一般的にモンスターは敵とされてしまうけれど、人間をモンスターの立場から見るシナリオは、混迷する今の時代だからこそ必要とされている気がするのです。


……でも、せっかくその気になったので。MacBookでリベモンができないか、試してみました。
SheepShaver UB build for Mac OS X 25-10-2009 available • E-Maculation ForumからSheepShaverをダウンロード。
Setting up SheepShaver for Mac OS X [E-Maculation wiki]を参考にしながら……というか、ここに上がっているキャプチャを見ながら、SheepShaverをインストール。
iMac G3(Mac OS 9)を久しぶりに叩き起こして、tomeviewerを使ってMac OS ROM UpdateからMac OS ROMファイルを作成。
昔は使っていて今は使っていないMac OS 9の単体システムCD(iMacの付属品じゃなくて、パッケージで売っていた方)を使ってMac OS 9をインストール。起動。
Mac OS 9がMacBook Blackで起動できた時は感動しました!
それから、色々やってみて、共有フォルダ経由でもうまくこちらのデータを読み込んでくれないので(ファイル名が文字化けしたり、アプリケーションパッケージがバラバラになっちゃったり、ディスクイメージに圧縮してもファイルが破損してるとかいわれてしまうし)iMac G3でプレイしたいアプリケーション(昔プレイしていたリベモンやハイパーカードとかも含めて)のCD-Rを作成して。SheepShaverのMac OS 9へコピー。


Mac OS X側で記事を書きながら、Mac OS 9の証拠写真的に、「このMacについて」を入れて記念写真してみます。
↓クリックすると実物大になります。


わーいわーい、すごい!
ちなみに、説明ページ通りにやれば、音も鳴りました。


で。
肝心のリベモンですが、この通り。

起動します!


リベモンの音に関しては、最初は鳴りませんでした。
でも、Finderで、リベモンの「情報を見る」で、割り当てメモリを「最小サイズ:35000k、使用サイズ:40000k」に増やしたら、多少音は途切れますが鳴らすことはできました。ちなみに値はかなり適当ですが。
それから、昔iMac G3でプレイしていたセーブデータは読み込みに失敗するので、最初からやり直しになります。ゲームデータの保存自体は可能です。


というわけで。添付のアプリケーションで登録キーコードを作成し、相当久しぶりにリベモンの世界へ!
このエミュレータでならエンディングが見られるのか、チャレンジしてみます。
プレイ時間は結構長かった記憶だけがありますが……。どれくらいかかったか、覚えていません。