ウイルス対策ソフトウェアの体験版と更新料比較

Macintosh用のウイルス対策ソフトウェアは、Windows用のに比べて少ない……というのは過去の話になりつつあります。老舗のノートン先生&Integoのウイルスバリア、マカフィー、最近ではカスペルスキーウイルスバスターもこの分野に参戦し、かなり選択肢が増えて参りました。日本語版だと……他にありましたっけ?


もうすぐ、自分のマックのウイルス対策ソフト(Intego)が期限切れになるので、せっかくなので各ベンダーのサイトで体験版をダウンロードしてみました。
なお、『ノートンアンチウイルス』にはMac版は体験版が無く、『マカフィー』は体験版を公開しているようで……メールアドレスを登録したのに体験版利用説明のメールが返送されてこなかったので、今回は除いてあります。価格はダウンロード版のものです(たいていはパッケージ版の方が高いので)。

ソフト名 国内取扱店 DL 試用期限 試用メルアド登録 DL size*1 初年度価格と台数 年間更新料(1年、2年)と支払い方法
ウイルスバリアX6 act2 こちら 30日間 必要 35.9MB 6,980円(2台) 3,200円/4,900円、クレカ/銀振
Kaspersky Anti-Virus for Mac ジャストシステム こちら 15日間 必要 67.3MB 4,095円(1台) 3,675円/6,825円、JustMyShop(クレカ/Edy/コンビニ/ペイジーなど)
ウイルスバスター2011クラウド(Mac&Win) トレンドマイクロ こちら 30日間 不要 29.4MB 6,980円(3台) 6,705円/10,985円/13,980円、クレカ/コンビニ/郵便局/銀振


もっともMacらしいウイルス対策ソフトといえば、文句無く『ウイルスバリアX6』ですね。Mac OS 9の頃からお世話になっています。X6でかなり多機能化されましたが、動作の軽量さとユーザインターフェイスの良さは伝統的。ただし、更新ファイルの提供が数日に1度程度のような……今使っているX5での印象ですが。Windows版のアンチウイルスソフトがついてくるバージョンもあります。
カスペルスキー』は最近Mac市場に進出してきたのですが、公式サイト曰く『45分に1回更新ファイルを提供』しているそうです。Windows版での検知率がそのままMacで動くのであれば選択したいかも?
ウイルスバスター』はMacWindowsの混合台数が多いとか、BootCampも使っていたりして、ライセンスを安くしたい環境のヒトにおススメかもしれません。


Mac1〜2台だけメンテナンスしたい、という場合だったら、ウイルスバリアかなあ……。『インターネットセキュリティバリア』のバージョンを使えば、総合的に防御してもらえますし。自分の場合、これまで使ってきたツールですし。
BootCampしていて他にWindowsも1台ある場合は、ウイルスバスターも良さそうです。
検知率とウイルス定義ファイルの更新の早さでは、カスペルスキーの強みがありそうです。

2010/12/3 追記:各体験版のアンインストール方法

体験版をアンインストールするときの方法を、各製品別に探してきました。

これで安心して各体験版を使うことができますね。

*1:体験版としてダウンロードされるファイルのサイズ。インストールサイズではありません。