MacBookの筐体を開けて、中の清掃を行いました。こういうのって、本当は写真を撮影した方がいいんですよね、きっと。
しかし、今回撮影していませんが。ふたをあけている時間をできるだけ節約して、とっとと終わらせたかったので。
参考になったサイトさんはこちら。
- iFixit(MacBook Core 2 Duoにヒートシンクをインストールする手順--英文サイト)
- http://www.ifixit.com/Guide/Repair/Installing-MacBook-Core-2-Duo-Heat-Sink/524/1
- PDF版が用意されており、パーツが足りないときは通販できたりと、至れり尽くせりといったところです。MacBookだけではなく、Nintendo DSなどさまざまな電子機器の分解を紹介しています。
- http://www.ifixit.com/Guide/Repair/Installing-MacBook-Core-2-Duo-Heat-Sink/524/1
- iFixit(CPUとヒートシンクの間に塗るシリコングリスの塗り替え方--英文サイト)
- http://www.ifixit.com/Guide/Repair/Applying-Thermal-Paste/744/1
- シリコングリスの拭き取りと塗り替えについて。前に自作したとき、結局放熱シートで済ませてしまっていて、グリスを使うのは初めてだったので、非常にありがたいガイドでした。
- http://www.ifixit.com/Guide/Repair/Applying-Thermal-Paste/744/1
- MacBook(Late2007)分解清掃 | ファンとマザーボードの埃を取り除く - ねずみのあしあと
- http://d.hatena.ne.jp/HappyPrince/20110529/1306674431
- はてなダイアラーのHappyPrinceさんが書いています。利用したグッズの紹介もあります。具体的な掃除の仕方がよくわかりました。日本語なのがありがたい。
- http://d.hatena.ne.jp/HappyPrince/20110529/1306674431
さて、グリスは結局どれを使ったかというと……。安かろう悪かろうはイヤだったので、ちょっと張り込みました。
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それからセロハンテープは必需品ですね。せまい隙間に落ちたねじやゴミを粘着で拾うのに役立ちましたし、前述のHappyPrinceさんの記事を印刷して、見ながら作業していて、外したねじを当該の写真のその場所にセロハンテープで貼り付けてわかりやすく置いて作業したので。最後にスーパードライブの外側のねじを戻すのを忘れていたのですが、説明書をしまうときに気がついたのですが、セロテープで貼っていなかったら、いったいどこのねじだっけ? と迷ったと思います。近い場所でも違うねじを使っている箇所もありますし。
ねじを外すよりも、キーボードを外す方が手間取りました。ねじは回せば外れるのですが、キーボードは手前左側のネジ穴がちょうど隙間にがっつり挟み込まれてしまっていて、なかなか抜けなくて。キーボード右手前側を外すとき、ちょっと欠けさせてしまいました。とりあえずメンディングテープで塞いでありますが、もう少し丈夫で粘着剤が漏れないテープ類で止めておきたいと思っています。
肝心の、中の様子はというと、普段からキーボードカバーを使っているせいか、4年近く使っているのにも関わらず、中はほとんど汚れていませんでした。基盤の清掃はエアダスターで軽くスプレーするくらいで済んでしまいました。きれいな青い基盤で美しいと思いました。
ファンも汚れていなかったのですが、念のためにエアダスターを数回吹き付けて。羽根がくるくる回るのが面白かったです。そりゃ、回りますよねえ。くるくる。くるくる。
それからファンとヒートシンクを慎重に外して、エタノールをしみ込ませたキッチンペーパーをピンセットで持ち、古いシリコングリスをゆっくりと拭き取りましたが、グリスは噂通りカチカチに固まっていました。なんとかカスも含めてきれいに拭き取ってみたら、鏡のようにキラキラと光る素子で……。こんな光るものが一生懸命に働いてくれていると思うと、ますますMacBookが好きになりました。
シリコングリスは多分多めに塗っていると思います。ヘラで伸ばす加減とかも初めてでよくわかりませんでしたが、絶縁体ということなので思い切ってしっかりと塗り込みました。多少、あまりが外側に出ても問題ないようにできているということを信じて。
あとはしっかりとヒートシンクでふたをして、ねじを締めていけばいいわけですが。
途中、キーボードコネクタとファンコネクタを間違えて、一生懸命にはめ込もうとしてしまいました。なかなか合わないので基盤をじっくりと見たら、違うところの端子にFANって書いてあって苦笑しました。基盤には何をはめ込むか書いてあるっていうのは、自作PCの本で知っていましたが、何でも読んでおくものですね。
あと、あれだけ気をつけたのに、ヒートシンクのねじの締める場所を間違えて締め直したり、キーボードコネクタを基盤にさし直すのが難しかったりしました。
そうそう、ついでに、メモリを外してICにこれを貼り付けてみました。
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なんとか組み立て直し、電池も入れ直して。
なんだかんだで2時間半くらいかかったと思いますが。
起動してみたら、ちゃんと動いたので心からほっとしました。
Mac OS X Lion(10.7)でsafariを試してみたら、前とは段違いにページ表示が早くなって驚きました。パッパッパ、と高速に表示されます。表示が遅いのは、本当にサーバが混雑しているなどでアクセス困難な場合だけみたいです。
これが、MacBook君の本当の実力なんですね!!
ただ、熱はそれなりに発していて、やはりキーボード左手が少し熱いです。しかし、ファンがわんわん言うほどではなく。CPUの場所を把握したのでわかりますが、熱いのは電源近辺のような気もします。CPU周りはそんなに熱くなく、escキーの近くが熱いので。これなら心配ないかもしれません。前は左手部の全体が熱くなったので、放熱は相当改善されたんでしょうね。
重い作業(動画エンコードなど)をやらせたらどうなるかわかりませんが、普通にネットを使う分には問題なさそうです。
やってみたらそれほど難しくはなかったので拍子抜けしたくらいです。
これからも大事に使っていきたいと思います。