男子サッカーワールドカップ2022終了!

ワールドカップ2022終了。
サッカー界の歴史に間違いなく残る決勝だったなぁと……経過を振り返っても思います。
前半は沈黙のフランス代表、何しろシュートがゼロでしたから。枠内外問わず、ゼロ!! ともかくシュートに持っていかなくちゃゴールは生まれやしない。
対するアルゼンチン代表はメッシ選手のPK含めての2得点。
もうこれで試合は決まったかもと思いましたが。
「サッカーにおいて2点差はセーフティリードではない」と、キャプテン翼に書いてあった通りで。
後半35分にエムバペ覚醒!
さらに1分後にも追加して追いつき、この試合も延長戦へ!
これがあるからサッカーは怖い。特に、この2点目は華麗なるパス回しから一気に点を奪う「シャンパンサッカー」そのものだったのでは? アクロバティックな1点でした!
延長戦。後半序盤にゴール前に走り込んでいたメッシの足元にこぼれ球。一時期JリーグなどであったゴールデンゴールVゴール)方式だったらここで決まっていたところですが‥‥延長の終わりにはまだまだ時間がありました。
最後の最後まであきらめないフランス、PKで1点差を追いつき。
結局はPK戦までもつれこみ、エムバペが最初に決めましたがメッシも成功。後の流れはアルゼンチンのGKマルチネスの堅守で止めたりもして、結局はアルゼンチン優勝!
誰にも書けないシナリオでした。
サッカーって面白い、そして、怖い!
このフランス代表、前半と後半で色が全く違いましたから。前半は沈黙の白、後半のラスト10分ちょいからは怒涛の赤、延長戦は情熱の青。まるでトリコロールのような戦いぶり。
諦めない。
フランスとしては負けはしたのですが、PKは記録上は引き分けらしいとも今大会で聞きました。ほとんど互角だったのはリアルタイムで見守った世界の視聴者と、会場にいた皆さんがご存知の通りです。
それに、メッシにようやく……ようやく、ワールドカップの女神が微笑んでくれた。アルゼンチンの皆さんはさぞかし感無量でしょうねぇ。本当におめでとうございました。
さて、それから。我らが日本代表!

日本も頑張りましたね。こちらもノックアウトステージの初戦で負けたものの、同点からのPK戦負け。その相手であるクロアチアが結局は3位ですから。また、一次リーグでも唯一の負けは1点差だったわけで。結果として、1回戦負けのチームの中で得失点差が最小だったことになり、大会順位は9位。ベスト8までもう少し! ドイツとスペインに勝ち、コスタリカに負けたこの大会。色んなことを学べた気がします。
諦めないことの強さも。