クリスマスおめでとう。

クリスマスイブです。
カトリック系の大学出身のせいか、それとも生来お祭り人間だからか、この季節は大好き。
昨日は昼間、イマキュレートハート展覧会の皆さんと、夜は私の家族で、それぞれクリスマスパーティしました。
料理がそれぞれにおいしくて、楽しかったです。
何が楽しいって、町がなんとなく華やいだり、こうやって人に会えるきっかけができたり、贈り物をするきっかけになったりすることですよ。キリスト生誕伝説などに興味がなくても、クリスマスのこういう側面はとっても大好きっていう人は多いんじゃないでしょうか。実際、今の職場はカトリックとは全く関係ないですが、この時期になると学食にツリーがかざられ、庭木にクリスマスのライトで電飾されますし。


という朝に、妙に象徴的な夢を見てしまった。
学生が戦争に行くために、うちの仕事場で描かれた学生作品がみんな焼かれてしまう夢でした。
うちの仕事場では、指導上、CGにする前のラフスケッチをとても重視するのですが、それらのスケッチも、絵画作品も、習作の楽譜も、スケッチブックごと焼かれてしまった。基礎として美術系の授業もあるのですが、そういった作品達です。
そのうちの一冊がどうにもこうにも忍びなくて、かくして拾って持っておくことにして、これからどうしようというところで泣きながら目が覚めました。
戦場を飛ぶ飛行機が、見事な青い空にくすんだ飛行機影で描かれた絵でした。でも、タッチが自由すぎて、きっと捕まるモノになるかもしれなかった。


戦争が殺した作品達はたくさんあると、思います。
夢とはいえ、生々しく見てしまい。なぜ人はこんなことをと、心が痛んで、作品と作者がかわいそうで仕方がありませんでした。


どうか、クリスマスの夜くらい、世界に平和がありますように。
どこの子供たちもゆっくり眠れる夜でありますように。