「ガラスの仮面」月刊14号感想

収録:「(鼓の音)カ…ポーン」〜「マヤ…!!」
さて、ちょっと前までの最新刊分はここまででした。(祝・42巻!)ここではあえて亜弓とマヤの対決には触れないことにして。いよいよ、「紅天女」のあらすじが明らかになりましたね。舞台「紅天女」が大ヒットしたというのは、今でいえば宮崎駿監督作品が、そのテーマが難しいにもかかわらず、空前のヒットをかっ飛ばした、というのに近いものを感じます。(特に雰囲気が近いのは、「もののけ姫」ではないでしょうか?)エンターテインメントとしても第一級のものがあり、かつ、考えさせられるものがある、というのか。この作品のテーマの一つとしては、自然の側から見た人間との対決、の様なものがあるように思い、それがテーマ的に「もののけ姫」と重なるものを感じます。「ガラスの仮面」が完結したら(いつでしょうね?)「もののけ姫」と「紅天女」の比較論を考えてみても面白いかもしれません。次はいよいよ、最新刊です。なんとか2004年中に終われそうだっ!