どこかが4月1日の話

だいたい、優れた映画かどうかは、見て何日もしてからのボディブローの効き具合で決まる。
朝、布団が中途半端にしかかかってなくて寒さで早く目が覚めたら、ちょうど西日が上がってくるところだった。それはともかくとして、今書きたいのはスウィングガールズのことだ。(寝起きで覚えてるうちにケータイから記す)
夢の中で某二大音楽小説の二人の人物が互いの音楽界で活動してた。フジミという市民オケとテン・ブランクというロックバンドがごっちゃに。夢だから。ただ、最後にフジミ楽団のプロチェリストがいつのまにか自分の音楽は「ぬるく」なっていたことに気付き、ジャズ打楽器の仙人みたいなおじさんに弟子入りした所で目が覚めたんだな。
起き抜けの頭の中で鳴っていたのは、スウィングガールズの音。それも、最初の一週間で初めてのパート練習や合奏をした時の「ナンカイクナイイクナイ!?」とか言ってたたるいが新鮮なあの音だ。買ったDVDはまだだが映画は何回か見た。起き抜けの無意識に楽器(トロンボーン)の演奏感触を自分は追っていたらしい。唇がビリビリ=楽器をやりたい。
新年度。吹奏楽もやりたいのだ。
自分の原点回帰欲求がとても強い朝だった。