珍妙なるサウンドのトラブル

先日、再セットアップが大変だったと書いた職場のDell PC。
さらに珍妙なるトラブルが発生しています。再セットアップは大変だったけどうまくいきました。が、そのPCにスピーカーをつないで音を再生すると、早回しになって音の高さが長三度くらい上がります。はて?
WAVEファイルだけでなく、システムサウンド(起動のときのピアノと弦楽とホルンのあの短い曲とか)も早回し。ハッキリ言って気持ちが悪いです。このままじゃ音声の作業に使えないし。


もともと接続されていたスピーカーが不調で音が途切れるので、ここしばらくPCの音は無しで使っていたのですが、この機会に他の先生から不要なスピーカーをいただいて交換しました。
そのいただいたスピーカーは、iMacでテストしたら普通に音が出ていて問題が無い。


サウンドカードはオンボードマザーボードに直付けです。


で、できる対策と結果。

  1. メーカーのサイトから最新のサウンド関係ドライバをインストールする。
    • ドライバの問題でこんなこと起こる?
  2. 他のPCから一時的にPCI接続のサウンドカードを移植してテストする。
    • サウンドカードが悪い? あと、そんな都合のいいPCあるかなあ。この部屋のPCのサウンドカードって、PCIスロットにつなげるタイプがあまりないっぽいし……。
      • やっぱりパーツが無くってテストできず。それと、次の現象のためにサウンドカード交換はやっても無意味と推定。
  3. 秒を刻んで表示する30秒くらいの動画を作って、このPCと他のPCで再生してかかる実時間をテストする。
    • このPCの中では全てが早く動いている?
      • 調べて驚いたのですが、このPCの中では、マルチメディア(動画、音声)は全て早回しになります。AppleQuicktime、ローランドの仮想MIDI音源であるVirtual Sound Campus、WindowsMediaの動画と音声、おまけにコントロールパネルから選択できる起動時に鳴る音まで早回しに……。音声だけ早回しならともかく、動画も早回しに。と言うことは、マルチメディアの総合処理をする部分(へたするとCPU……Pentium 4のそういう部分って何でしたっけ?)が早回しになっているのかも……? まいったな……。ただし、Canopusのビデオキャプチャカード付き編集システム「DV Storm RT」だけは影響が無いみたい? と言うことは、CPUではなく、windows標準ドライバでマルチメディアの動画も音声も両方をコントロールしてる部分のバグ? これだったらそれだけ再インストールすれば良さげだけど……。


解決したらまた書くことにします。

追記

  • 未解決だけど調べたこと
    • http://web.archive.org/web/20020904162949/http://www.lix.ne.jp/~winfaq/bbs9x/221.html#66311
      • このPCはwindows 2000だし。win 98/MEの掲示板だけにあまり参考にならず。(この人も解決していないし)
    • Premiere 6.0でのテスト
      • Canopus DV Stormでリアルタイム出力する分には問題なし。
    • Ulead Media Studio Pro 6.0 VEのテスト
      • 早回しになる。Canopus DVのAVIファイルでも。プロジェクトの初期設定をCanopus DVにしても。
        • たぶん、ハード的にCanopus DV Stormを録音再生に使う状態(AVIコーデックCanopus DVというソフト面で使うのではなく)にするなら問題は出ない。そこから出た音をマザーボードのサウンドカード部分を経由してスピーカーから出す分には問題が無い。つまり、サウンドカードはおそらく……壊れていない。
        • このPCでwaveファイルを作成し、それをDV STORMハードにPremiereから持ち込むなら問題は無かった。ソフトでファイルを作ったりする作業は問題が無い。問題は、一般的な音声・動画の再生時にだけ起こるみたいだ。