発想逆転ディスプレイ。

カプコンの「逆転裁判」をやり込んでから、「発想の逆転」なるものが好きになりました。
ところで、トラックバックをいただいたブラザー工業ブログ、先日もちょっと書きましたが、謎の新技術のディスプレイの仕組みがいよいよ明らかになっていますね。


何かのSF映画で見たような、床から光が出て三次元するみたいなホログラムかと思っていたら、発想の逆転で面白いなあと。どの辺が逆転かって言うと、逆転裁判風に言うと多分きっとこんな事を考えたに違いない、ブラザー工業の中の人は。

  • どんなスクリーンに映せば、美しい映像が見られるかではなく……、
  • どのように見えれば、美しい映像として感じられるのかを考えるんだ!

で、人間は網膜で光を受け取って物を見ているんだから、網膜に光を直接映せばきれいに見えるかも!? というところに至ったらしい。なんかそう書くと目が痛そうですが、実際には弱い光を使う……と。
家電業界では液晶だのプラズマだののバトルが続いていますが、それを尻目に人間が物を見るという原点に還ったのは面白いですね。そういう意味で既存の技術に「異議あり!」したいのかも? 技術開発ってそういうのがドラマですよねえ。
で、どう見えるの? 次はコレですね。