アンフェア the movie

ものすごく人が撃たれまくる警察物。
ということで、ドラマ版は一切見てませんが、映画版は予告とかで気になっていました。逆転裁判とか金田一少年の事件簿とかで、「犯人は誰?」っていうの、結構好きなんですよね。
今回も、いったい最凶にアンフェアなのは誰なのか……? ということで。


事件の黒幕は監督だ! とか言っちゃいけませんが(^^;)。
(そんなこと言ったら事件ものの映画監督はみ〜んな犯人になってしまう……)


会場売りの映画パンフレットには、ドラマ版のあらすじがまとまっています。ドラマ未見なのでありがたい。
うーん、見ておけば良かったかもしれない。結構面白そうです。話の意外性とか。

ラストのスタッフ&キャストロールの後に、あの80億円がどうなったのか&このドラマのお約束ってヤツが収録されている(存在感がすごかったのでかなり必見!)ので最後まで見た方がいいです。確かに、80億円はああするしかなかっただろうなあ……。でも、誰が手配したんだろう? というか、あの80億円の電子送金システムってOS何? とか妙なことが気になってしまいましたが。


OSと言えば、立てこもり犯が本部のようなものを設営するシーン、モニタとPCをつなぐケーブルはDVI-Iケーブルの方が絶対カッコいいと思いました。あそこまでハイテクに徹底しててなんでD-Subのケーブルかなあ。あれで緊迫感が微妙に落ちてしまいました。最先端機器! という印象だったらDVIの方がいいと思います。真剣に。
あと、バッファローUSBメモリ、血液を被っても動作するのかとか細かいことを気にしてしまいました。あれと同型のUSBメモリ

BUFFALO RUF2-S1G-WH USBフラッシュメモリ 高速モデル ホワイト

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みたいです、ちゃんと覚えていませんが見た目の印象がそっくり。これを買うともれなく機密文書がついて……こないでしょう、多分。白い色を選んだのは、映像的に血と合わせると色が映えるから? 機密文書を入れるならもう少し安定性の高いメディアを使った方が良いんじゃ……まあ、SDカードよりは安定度高そうですが。4580円で機密文書を買おう!?


って妙に細かいところにツッコミを入れてもしょうがないんですが、PC関連アイテムが出て来ると気になってしまって。
半ば職業病です。ちなみに、PC関連の美術協力はバッファローとソーテックだそうです。あと、NEC東芝もクレジットされています。ソーテックは生物兵器の起爆装置の自作PCっぽい代物に材料を提供していそう。昔から疑問だったんですが、どうしてああいう代物って時間を大きく表示するんでしょうねえ?


それにしても……この間の『それでもボクはやってない』と『アンフェア』を合わせワザで見てしまうと、どうにもこうにも警察ってどうなの? という気分になってきます。影響受け過ぎ! とか、映画館を出た時にたまたま見かけた、ラーメン屋さんの岡持があの生物兵器に見えてしまったり……。考え過ぎ。


ストーリーには本当に引き込まれて見ていました。意外性の連続で面白かったです。