Mac&Windowsのアンチウイルスソフト ウイルス定義ファイル1年間更新のコスト比較

Macのセキュリティ対策としてIntego社のInternet Security barrierを使っています。(ファイアウォールアンチウイルス+ファイルバックアップの3ツールパッケージ)
ノートンアンチウイルスよりも動作が遥かに軽いのと、Windowsウイルスへの対策力が非常に良いのでおすすめです。これ、Windows版がないんですよね。Macオンリー。


ところで、ウイルス対策ソフトというと、1年に1度、ウイルス定義ファイルの契約継続を申し込まなくてはいけません。うちのiMacは今年もそろそろその季節。NetBarrierのフィルタアップデートと、ウイルスバリアの定義ファイルアップデート。つまり、NetBarrier X3日本語版用フィルタアップデート年間契約を12ヶ月延長、VirusBarrier X日本語版用ウイルス定義ファイルアップデート年間契約を12ヶ月延長。
それぞれ2,400円かかります。クレジットカードの他、実は銀行振込でもOK。メールで聞いてみたら銀行振込先(八十二銀行)を教えてもらえました。(その場合は消費税がかかってしまって2500円に上がりますが)ウイルス対策で1ヶ月あたり200円です。これって比較的安いんじゃないかと思うのですが、実のところどうなんでしょう? ちょっと調べてみました。


MacアンチウイルスソフトMac OS Xも対応しているものと言うと、他にはシマンテックノートンアンチウイルス、あとは.macでのメールウイルス検知*1くらいでしょうか。
ちなみにVirexは2005年から.macに同梱されなくなりました。製造元のマカフィ−のWebストアを見てみたのですが、Virusscan for macintosh (Virex)についてはなぜか取り扱い自体が無いみたいなので、今回は比較から見送ります。


シマンテックのWebストア*2に依ると、Norton AntiVirus for Macintosh Ver9.0 延長キーは1年間2100円。VirusBarrier Xより300円安いですね。支払い方法はクレジットカード、銀行振込、コンビニ、郵便局と広いです。最大手の強み?


.macについては、mail、iDiskやhomepageなどのサービスすべて込みで年額9800円。まあ、アンチウイルス機能はメールのみになってしまったわけで、その意味では高いといえるかも。支払いはapplestoreになるので、クレジットカード、銀行振込、コンビニエンスストア払込、代金引換などでしょう。


ということで、Intego社ウイルスバリアの場合(2400円)も、料金はまあまあ良心的なのかな。


ところで、Windows版のアンチウイルスは年間更新料金がどうなっているか、ついでに見てみました。


実は仕事で、上記すべて試したことがありますが、個人的には、初心者にはNorton、パソコンに慣れている人にはNOD32がおすすめです。
Nortonが初心者にお勧めなのは、ユーザーが多いので、セキュリティソフトに起因するトラブルを検索しやすいからです。(ソフトの設計や機能性という意味ではなく)とりあえず、みんなが使っているものを使っていれば、最初のうちはあんまり間違いがない、というところ。
NOD32は、検出力の高さ&速さと、動作の軽さ。それから、Microsoft Office関連ファイルに特別に検出システムを搭載しているところです。ただし表示されるメッセージや動作の設計はちょっと難しい印象なので、慣れた人にお勧めなわけです。実際、マカフィーのウイルススキャンで解決できなかったウイルストラブルを、NOD32であっさり解決できたこともありましたし。(なのでマカフィーはお勧めできない)料金も良心的です。
トレンドマイクロウイルスバスターは動作がやや重かった印象があります。あまり使わなかったので多くを語れませんが。


それにしても、ノートンって実はMac版の方がランニングコストが安いんですね。ちょっと驚きました。シェアが広い方が安いかと思い込んでいたのですが……。
同じことはIntego社ウイルスバリアにもいえて、2400円ってwindowsのソフトと比べても実は安かったんですね。
まあ、Macはウイルス自体が少ないので、その分セキュリティソフトの運営が楽なのかもしれません。

*1:詳細:http://docs.info.apple.com/jarticle.html?artnum=301293

*2:asp方式でURLが特定できないため、ページ中央右の「更新サービスの延長」から検索してください。

*3:asp方式でURLが特定できないため、ページ中央右の「更新サービスの延長」から検索してください。