客観性の大切さ

トロンボーンの練習再開。
口のまわりの筋力が落ちているみたいです。
こればっかりはロングトーンリップスラーの練習でとりかえすしか。


それから、アパーチュア(唇の間の穴)やアンブシュア(演奏時の口の形)もなってない。
早く調子を取り戻したかったら、鏡やチューナーのサンプリング音をフル活用して、自分に厳しく、客観的な実力を把握しながら練習するのが一番です。
今はチューナーよりも鏡必須。

それと、耳も総動員。これが最も大切。
結局、いい音が出ていることは、最強の証明ですから。
ある意味では、いい音が出てれば、技術の裏付けは二の次でもいいくらいですがね。


腹筋が笑ってる〜。もう筋肉痛かなあ。
ややEs気味に吹かないとDが合わない……思っていたよりも自分の音程感覚が狂っているので、かなり愕然。
G Durの長調の曲を練習曲にしているんだけど、この曲の中での自分の感覚の中のD音で吹くと、メーター上は確実に30〜40セント*1低い。Bb Durで考えたらDは低めに取っても正しいけど、その場合は-14セント。Dを低く取るクセがあったとしても、いくら何でも低すぎる。意図的にブレスコントロールやスライドの位置で合わせたら、何か吹きにくいしEsっぽく聞こえる。音程感覚にギブスをはめるつもりで、しばらくは矯正しながらやっていくしかないかなあ。バイオリニストの友人に訊いたら、自分なら和音的に合わせるだろうと言ってくれた。この場合は、曲の根音であるG音をチューナーで出して、Dをハモらせて捕まえる。倍音を鳴らすことができれば正しい音だ、と。あー、GにDをハモらせてH音が鳴ってくれないかなあ。そしたら最高なんだが。
シャープ系の調は、トロンボーン吹きに取っては聴音的に捕まえづらい。フラット系の調の音の方が相性がいい。練習してたら合計3時間程度で唇がバラケて来てしまって限界が来た! ああ、先は長い。それぞれの調の純正律でいつでも音階ができる耳が欲しい。


でも、がんばってみるべし。はてな吹奏楽クラブ……で、いつか演奏会できるといいな。

*1:お金の話ではなく、ここでの1セントは半音の100分の1の高さを表す単位のことです。