簡単に見えて高度な物を作るためには、制作者は死ぬほどの汗をかかざるを得ない。そしてそれが楽しめるかどうかで、制作者としての資質が見えてくるのでは?


これも、題名で言い切っちゃいました。


とあるXOOPSのサイトを運営していますが、今ひとつユーザーの評判が良くない。
そうなると、ユーザーインターフェイスを全面的に見直し、HTML+CSSPHPコードを自分なりに解析し、必要ない部分を削除して、必要な部分を出来るだけ分かりやすい言葉のボタンに変えて……と、簡単に見える物ほど、提供する側が苦労する。


見た目が複雑な物って、作っている側が見た目の整理をちゃんとやっていないことが多い。
つまり、創り手にサボリがあるわけで。


みんなに使って欲しいという情熱だけが、Webサイト管理者のモチベーションを支えます。


これって、なかなか周りに分かってくれる人がいなくて、かなり孤独な作業です。


何か難しそうなことをしているけど、それって必要なの?


とか。


手伝えなくてごめんね。


とか。


そういわれざるを得ない立場になる。しょうがないんですけれどね。


でも、それでも、なんとかやり抜けたら、Webディレクターとしての自分が証明されるんだろうなー、と、それだけが結構支えだったりも。


昔(といっても2002年くらいだったかな?)グループ共同運営サイトを、当時はCGIが分からなかったから、HTMLのデータのやり取りだけでやったことがあって、そのときはウイルスが感染したり新しいデータを古いデータで上書きしたり、掲載許可の出ていない記事をいきなりアップされたり、いろいろと運営の方で意味の無い苦労をしたので。
まだ、XOOPSの方が運営コストは断然ラクです。作る方の苦労はかなり増えていますが、使うとか書いてくれる人の方は断然ラクなはず。


ファミコンスーパーマリオ並みに簡単なXOOPSサイトを構築できたら、すごいんだけどな。
まだまだ知識も集中力も根気も情熱も客観性も足りません。自分の使命に対して。