http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20080219/p1
の続き。
できましたよ! トリプルブート。
えっへん。
以下、自分の作業メモです。参考になさる場合は、自己責任でお願いします。
Mac OS X 10.5を外付けHDから起動して、MacBookのハードディスクを一度HFS+でフォーマットし、ターミナルで
sudo diskutil resizeVolume /dev/disk0s2 40% "Journaled HFS+" "MacOS10_4" 40% "MS-DOS FAT32" WINDOWS_XP 20%
でできました(Windowsのパーティションの名前は”は要らないのですが、英語大文字の方がいいみたいです)。
/dev/disk0s2
は、先に「diskutil list」命令で、分割するパーティションの名前をチェックしてから入れてくださいね。これを「/dev/disk0」とかに最初していて、なんでできないんだろう? って首をしきりにひねっていましたよ私。そりゃできないって! ある意味でrootみたいな場所を指定してもユーザにそれをいじらせられないってば。
サイズ指定ですが、最初、
sudo diskutil resizeVolume /dev/disk0s2 "Journaled HFS+" "MacOS10_5" 50G "Journaled HFS+" "MacOS10_4" 66.7G "MS-DOS FAT32" WINDOWS_XP 32G
みたいに、GB指定でやろうとしたら、
Journal HFS+ does not appear to be a valid disk size (size must be followed letter suffix of "B", "K", "M", etc)
って、エラーが出てくれまして……。GB指定はあきらめ、パーセント指定にしました。よく考えたらMB指定でもいいのかもしれないけど。
%で指定する場合も、Windowsパーティションが32GBを結果的に超えてしまう場合には、
Started resizing on disk disk0s2 MacBook Verifying Resizing Volume [ | 0%................................................... ] Resizing encountered error on disk disk0s2 MacBook: The chosen size is not valid for the chosen filesystem (-9962)
っていう風に、このシステムにはサイズが無理あり過ぎです! ってな意味? で怒られてしまいます。これが出る場合は、Windowsパーティションのサイズをちょっと減らしてあげましょう。
あと、命令文の綴りのミスには気をつけましょう。
あとは、内蔵HDにMac OS X 10.5を入れて(前に入れた物があれば「ディスクユーティリティ」の復元機能でディスクイメージから書き戻してもOK)、そっちから起動してWindows XP Proffrssional SP2のCD-ROMをマックに入れて、「起動ディスク」でそのCD-ROMを指定してあげて、それから再起動して。
Windowsのセットアップをしてあげるときは、CドライブをNTFSでクイックフォーマットしても大丈夫です。
それから、キーボード設定は、その他のキーボード(S)で、「106 Japanese Keyboard(Including USB)」を選択します。あとは画面通りに……。
最後に、Mac OS X 10.4用のパーティションにイメージ戻しをしてシステムを立ち上げましょう。
ちなみに、今回の設定作業で失敗例。
- MacのBootCampアシスタントでHDDを2分割→Windowsインストール→MacのディスクユーティリティでMacパーティション追加→Windoowsで再起動しようとすると、ブルースクリーンが一瞬出て自動的に再起動ループにはまる。
- MacのディスクユーティリティでHDDを分割する→Windowsインストール→再起動したとき、DiskFailになって立ち上がらない。
- MacのディスクユーティリティでHDDを4分割以上する→Windows側から4つ目以降のパーティションは未使用扱いになってしまう。
など。
Macのシステムに起因しない失敗例としては、
- 作業中に作業者が睡眠状態に入り、覚醒したときにどこまでやったかわからなくなって最初からやり直し。
- 作業場所に必要なCD-ROMを持参しなかった。またはシリアル番号を置いてきた。
などがあります。ありがちですのでこれからは気をつけていきたいものです。