- 自力で調べられる
- ウェブ検索
- 本
- ソフトウェアのヘルプ
- マニュアル
- 自力で調べられない
- 【人】に質問する
- トレーナータイプ=ヒントだけ出して自力解決を促す
- サポータータイプ=1から10まで教える
- 短時間即決
- とりあえず問題は解決できる
- プロジェクト自体は先に進む
- ITのスキルとして伸びない可能性もある
- 教える方が解決件数を稼げる
- メーカーのサポートセンターに多いタイプ
- サポーターの権限を越える疑問は解決してはならない
- 他の問題への応用が利きにくい
- 【サイト】に質問する
- 【人】に質問する
パソコンの使い方が分からないときの問題を解決するステップとして考えられるものをFreeMindでざっと書き出してみました。
(はてな記法への変換はHTMLで書き出してテキストエディタ「mi」へコピペして順次置換。)
まあ、一面的な物の見方であるとは思っていますが。
やっぱり、自分はサポータータイプではなく、トレーナータイプとしてITの指導に当たりたいですなあ。
メーカーさんのサポートセンターに分からないところを質問しても、教えてくれないことがあります。
クロスOS絡みだと、Windowsのプロダクトアクティベーション(ライセンス認証)の問題に関しては、VMware fusionのact2さんでは手に負えない(マイクロソフト社に聞いてください)とか。
つまり、メーカーさんのサポートでは、そのメーカーの製品については教えてくれるけど、違うメーカー製品との組み合わせ利用に関しては、教えてはくれないし、教えられないし、教えてはならないんです。
これは職務上、本当にしょうがないことなんですね。
そのあたりのメーカーの壁を超えられるのは、広く教えられるスクールとか、大学での講師やスタッフ業務じゃないか、という気がします。
メーカーさんのしがらみが無いため、ITについてユーザーを鍛え上げることができるでしょう。
ただ、難しい問題も含んでいて、どこまでを教えていいのかということですね。細やかなマニュアルを作ればそれで良いのかというと、現場では実はあんまり役に立たない。トラブルはケースバイケースだから、スタッフの手にゆだねられます。
いずれにせよ、大学でのサポーター業務は、学校での心理カウンセラーと同様、先生方と協力しながらも弾力的に行われるべきだと思います。また、プロとしてコトにあたれるようなバックアップ体制も欲しい。
現状、多くの大学ではTAさん(大学院生のスタッフさん)が業務に当たっていたり、サーバ管理者が仕事の片手間に質問に応じていたりして、とても教えるプロがいるような感じじゃありません。また、そもそもパソコン室に管理者やサポーターが常駐しない学校も相変わらず多いようです。(関連はこちらをクリック→:question:1198060924)
授業でできるIT教育と、普段のパソコン室でやるべきIT教育って違う、と常々思います。
どこがどう違っていて、何をどうするべきかはまだ考えがまとまっていませんが、答えを教えず調べ方やヒントを教えて、あとは自力で解決させるように促す、ということは通底しているのではないでしょうか。
パソコン室でのサポーター、職場を変えてももうすぐ通算7年目、まだやれていないことがあると思えてなりません。