CAC受講の感想2:一般論を逆に言え!

で、人生をどうしたもんだか、というのはずーっとあるわけで。
一般的にいわれていることがいろいろあって、それはメソッドだったり人生訓だったり方法論だったりマナーだったり常識だったりしているけれど。
今の世の中。それ、通じてるのかい? というのはあるよね。
お米に毒っぽいのを混ぜつつ、何食わぬ顔をして正規価格で販売すれば、もうかっちゃうとか。怖いのは安く手に入ったからって安売りしなかったこと。安く売ると疑われるし利益も減るからメリットが無いっていう着想。これが怖いよ。そこしか考えてなくて売った後どうなるか食べた人がどうなるかを考えないのが米の安売りの新常識って……そう言うのがまかり通ってる業界だったとしたら怖くて怖くて危ないね。他社でもやってるんだからってどういう責任転嫁ですか?
ま、それはともかくとしてだ。


一応こんな混乱した世の中でも常識っぽいことはあるから、あえて逆に言うことで目立ち、常識を想起させるっていう言葉のテクニックはあるみたいだ。
なんだったかのプリンタの広告で、経費節約のためにカラープリントをしましょうとかあった。新発明のプリンタではカラーの方がむしろ安いとかそういう広告。


逆に言うことで正論が引き立つ、だけならまだよかったんだけど。
ちょっと前までのモラルが今はインモラルなんだろうかとかそういうことまで考えてしまって怖いね。でも、その世相の影響、自分も明らかに受けている。だから決めきれないんだろうな。
一般論を逆に言えば目立つのは広告だけにして、自分は一般論で生きて生きたいのか。
それとも逆な方向とかずれた方向に活路を見出していくタイプなのか。
そこがはっきりしないと目的地をどこに定めるべきなのかも分からなくなるな。