自由演奏会にリコーダーで参加しよう(前編)

昨日の日記の続きです。身近な楽器であの大演奏会に参加する方法をご紹介します。

リコーダーをひっさげて、700人の大合奏へ行こう!!

先ほどの『首都圏ネットワーク』(NHK総合)で、700名以上の皆さんによる大演奏会が放送されていましたが、あのイベント名は『自由演奏会』といいます。全国各地で年間40回以上開かれていますから、探してみるとお近くの会場でやっていることもあるかもしれません。
さて、番組でも一瞬だけバイオリンが映っていましたが、この演奏会はどんな楽器でも参加OKです。オカリナで参加している人を見かけたこともありますし、鍵盤ハーモニカ(ピアニカ、メロディオン)で参加している人もたまにいらっしゃいます。*1
ところで、日本のどの家庭にも、小学校で吹いたプラスティックの縦笛=『ソプラノリコーダー』はあるのではないかと思います。タンスの片隅などに眠っていませんか? せっかくですから、リコーダーをひっさげて、ああいった大合奏にデビューしてみませんか?

誰でも出来るリコーダーのお手入れ

今回はプラスティック製のリコーダーを想定して書いてみたいと思います。
まずはリコーダー全体を、ぬるま湯程度の水(手で触ってぬるいと感じる程度)で洗い、ホコリなどの汚れを流してください。それから、きれいな菜箸にガーゼを薄く巻き、そっと管の中に差し込んで中の水分を優しく拭いてください。ぎゅうぎゅうに力を入れて、菜箸を無理矢理押し込まないようにしましょう!! 楽器が壊れます!!
できれば、一晩くらい立てておき、楽器を良く乾かしましょう。
そして、管と管の接続部分に注油します。本当はリコーダー専用のグリス・クリームなどを使うと良いのですが、とりあえずの代用であればどこの薬局でも数百円で売っている「白色ワセリン」でもなんとかなります。接続部分の出っ張りに薄く塗って、管を差し込みます。
これで、さしあたりのお手入れとしてはOKです。木製リコーダーの場合や、さらに詳しい方法はこちらをご覧ください(YAMAHAのサイトへ)。

指遣いをおさらいしよう

さて、久しぶりに引っ張りだして来たリコーダーです。指遣いを覚えているでしょうか?
リコーダーの運指表(YAMAHA提供)」などもありますので、まずは『ド・レ・ミ・ファ・ソ』を、繰り返してゆっくりと吹いてみましょう。
なんとなく思い出してきたら……『かえるのうた』を吹いてみましょう(音が出ます)。(Dr.町田さんのWebサイトのMIDIコーナーより)。結構早めのテンポですが、これについてこられるようになったら、かなり自信が付くのではないかと思います。速すぎる場合はページを閉じて曲を止め、自分なりにゆったりとしたテンポで吹いてみましょう。

そうしたら次は……?

先ほどの『かえるのうた』では『ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ』まで使いました。あと残っているのは……『シ・上のド』です。「リコーダーの運指表(YAMAHA提供)」で確認して、音を出せるように練習してみてください。
さらに練習したい方には『『P.GIROの音楽村から』様のリコーダー教材』がお勧めです。
さて、ここまでで一般的な運指についてはおさらいできたかと思います。
吹奏楽合奏に参加するにあたっては、あといくつか身に付けておきたいテクニックがあります。それらについては、また、後日!!


→続きのお話へgo!!

*1:私自身、いつか「大人の科学マガジン Vol.17 ( テルミン ) (学研ムック大人の科学マガジンシリーズ)」で手に入れたテルミンで参加できないか、とか、いろいろ考えていますし……。