『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』予告編を劇場で観て来た

夜の時間が急に空いたので、時間つぶしを兼ねて映画を観に行ってきました。某シネコンの映画1回無料券のようなものを持ってたので。
時間が合うからという理由で『バーン・アフター・リーディング』を観て来たのですが……う〜ん、これ、CIAを皮肉っている映画みたいなんですけど……。アメリカで育ったある種のアメリカ人なら面白さがわかるのかもしれないけれど……なんていうのか、クライムコメディっていうには笑えない。殺人すら笑い飛ばすようなパワーとかテンポ感がぜんぜんなかった。他のお客さんも笑ってるシーンなかったような。コメディ映画って、劇場で笑いが起こってなんぼだよね。
話の筋がわかりにくいしややこしいし。エンディングもものすごく中途半端な感じが。正直、最初のうちは話がまだるっこしいので途中で帰ろうかとか思いました。
でも、アメリカ生活の一端が垣間みられる感じではあったかな。その意味では勉強にはなりました。ただ、2回観たいとは思わない感じかな。
作風とかジャンルとかは違うけど、まだ、『千里眼 キネシクス・アイ』のDVDの方が面白かったなあ。たぶん、『バーン〜』の方が予算はかかっていそうなんですけどね。演技は良かったんですよ、俳優さんが悪いんじゃなくて……筋立てとかキャラクターの配し方とかそういう……シナリオが力不足かなと。CIAを笑う、というブラックな観点は面白い物がありそうなんだけどなあ、もったいのうございました。


で、今回はもしかしたら観られるかもしれないと思っていた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の予告編を本当に観られたので喜んでおります。まだチケット買ってないけど……時間を見つけて絶対見に行くと思っているので。映画館で観ると、絵のきれいさや迫力、人物の表情の魅力がよりいっそう伝わってきますね。
ようやくチラシもゲットしたし。



正直、その次に観た『トランスフォーマー リベンジ』の予告編よりも『ヱヴァ破』の方が魅せられる何かがあったなあ。何があるんだろう感、なんであんなことを感、迫力がすごいぞ感、その他いろいろ。『トランス〜』は第1作も観たけれど、自分の肌に合うという感じが『ヱヴァ序』の方が強く感じているので、この辺りは好みなのかもしれないんですが。でも、期待させる作り方のツボを知っているヒトが作っている感じを受けました。両方とも巨大ロボット物(?)といえばいえなくはないんですけどね。音楽と画面展開がうまくかみ合っているからかもしれないな。決してテンポの速い音楽ではないのですが、音楽に上質感があった。というか、あの曲吹奏楽でやりたい(^^;)。
それにしても、全く知らないシーンばかりだったような。『序』は旧テレビ版と似た展開にするけれど、『破』からは違うお話になるというのは本当みたいですね。


……実は両方楽しみにしているのも、まあ、事実だったりはします。