App StoreでGarageBand '11を買ってみた

MaciTunesのノリでアプリケーションを購入できる「App Store」を使って、GarageBand '11を買ってみました。
コンビニでiTunes Music Cardを買ってきて、裏面の銀塗料をはがすと現れるクーポンコードをApp Storeで登録。
それから、買いたいアプリケーションを選んで「購入」をクリックすれば、Dock内でインストールが始まり、しばらく待つとインストールが完了。びっくりするほど早く買えて、すぐに作業に入れました。
ちなみに、古いバージョンのGarageBandがある場合は、アプリケーション自体が更新されて、「アプリケーション」フォルダ内には旧アプリケーションは残らないようです。ほかの人が古いバージョンのGarageBandを使っていてやり取りしている……ということがなければ、問題はないでしょう。


GarageBand '09からGarageBand '11への最大の改善点は、各トラックごとにクレッシェンド&デクレッシェンドなどを指定できることでしょうね。
今までは全体的な音量しか指定できなかったのですが、このような指定ができるようになったので、オーケストラ的な曲を入力した際の再現性が向上したと思います。ようやく、JamPack Symphony Orchestraの本領が発揮できるかも。個人で持てるソフトウェア音源としてはかなり音が良いと思うのですが、ソフトウェア側でなかなか使いたい機能がなくてもったいない思いをしていたので。


ただ、音がわりと良いだけにつくづくできるといいなあと思っていることで……。MIDIで昔入力した曲に直接GarageBand JamPack Symphony Orchestraの音源指定をしたいのですが、それは無理らしいですね(GarageBandGM等には非対応)。まあ、MIDIという時代でもなくなってきたししょうがないですが。
RolandのVSCのMac OS X版はおそらくもう出ないだろう(Mac OS X Classic環境にも非対応)し、QuickTimeMIDI音源よりもVSCの方が音がいまだに良かったりしているし……。


そういえば、自分で着信音を作れたり、MIDI対応のケータイってほとんど無くなりましたね、いつのまにか。スマートフォンのアプリなら作れるのもありそうですが。三和音までの制限内で独特の操作感を覚えつつ作曲するのも楽しかったものですが。ファミコン的なノリで。
あのチープな電子音、捨てがたいんですよねえ。温故知新といいますか。


ほかのiLifeアプリケーションは評判がもう一つなようですが(App Storeのコメント参照)、GarageBandに関してはアップグレードして損をすることはあまり無さそうなので、単体だけでも良いかもしれません。


それにしても、App Storeの使い勝手の良さを覚えてしまったら、ますますWindowsを使う気がなくなってしまいました。仕事以外では価値を見いだせないなあ……。正直なところ、パーソナルユースではMacが一番だと思えて仕方がないのです。