総合ワークステーションとしてのMac

改めてMacのUIを見つめ直してみて気がついたこと。
それは、1台で総合のマルチメディア制作ワークステーションとして組まれていること。

iLifeは既にOSの一部といった様相を呈している。
つまり、Macを教えるということは、必然的にマルチメディア制作を教える、ということを含有する。
OfficeソフトがOSの一部のような様相のWindowsとは、やっぱり狙い所がちがう。
もちろん、ムービーメーカーのようなものはあるのだけれど、他社の影響で後付けしたものと、20年くらい前のGUI OS設計当初からOS設計の視野内に組み込んできたものと、どっちが使いやすいかといったら...。

もしも自分が大学の情報部門の管理担当者で、マシンを全面刷新して教育現場に導入するなら、やっぱりMacの方がいいな。
青春は1度しか来ない。学生たちには、その日々を楽しむツールとして、ぜひ活用して欲しいものだ。
もちろん、既存のカリキュラムとの整合性の調整や、教える側の準備と覚悟、教員養成と説得も多大に必要なのだが...。


だが、願わくば、日本製品でのMacのような存在がそろそろ現れて欲しい。
日本のモノづくりには、まだまだ出来ることがあるんじゃないかな。