作品展がようやく終了しました。自作の様子をレポートしつつ、総括。
作品名「Mirage of Sounds」
- 作品全体
- 投影状況
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- MacBook Proからプロジェクタで投影するスタイル。壁の隙間は黒い紙で塞ぎ、少しでも光を減らす。
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- 作品本体(スクリーンショット)
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- マイクから音や声を入力すると、中央の地球から泡が発生する作品。音が大きいほど、数多くの泡が。
- 地球の画像は8000×8000ピクセルの“超高解像度”で見る地球の全景 NASAが写真共有サイトに投稿 - はてなニュースで紹介されたNASAのフリー素材を活用。
- 泡の色は寒色系に偏らせた。水や緑を象徴。人間の働き(=音声入力で象徴)で地球から大切な何か(=泡で象徴)を奪っていないかを問いかけた作品。
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使用機材
- MacBook Pro + Mountain Lion + Quartz Composer
- 電源関係(延長コードなど)
- MacBook Pro用スタンド(ファン付き)
- プロジェクタ(TAXSAN KG-PL011S)
- カメラ用三脚
- マイク+ステレオ延長ケーブル(3m)
- USBオーディオアダプタ(マイク入力用)
- USBライト
- 譜面台
- 黒の長尺ロール紙(『ミューズハイブラック』1105mm×10メートル、ミューズ ハイブラックロール 115cm×10m)
- 両面テープ(『ナイスタック リムカ』のピンク、15mm×18メートル巻を2個使い切った。ニチバン 両面テープ しっかり貼れて はがせるタイプ ナイスタック NW-H15 大巻 15mm×18m)
- 手作りの幕(展示スペースの上部に張って光を減らす)
- アルミホイル(天井埋め込み照明の光の向きを変えるのに使用)
- キャプション類
反響等
- 音入力で映像に反映される展示は新鮮だったらしく、その点についてはまあまあ好感触。
- ただ、楽器ではなく声という所で抵抗感があった場合も。
- この展示で何を言いたいのかをもっとストレートに伝えられるような表現上の工夫があっても良かった。
- パソコンでこういうことができるということ、自分で遊べる面白さというのが伝わった感触はあった。特に子どもには人気があった。
- 遮光には非常に労力がかかった。かなり暗く出来て見やすかったと思うが、照明をいっさい落とした時の暗さにはやはりかなわない。壁面投影ではなく、スクリーンに投影して裏側から見るという形にした方が良かったかもしれない。
なお、本作品のWeb公開は検討中です。
→2012年9月19日追記:動画を公開しました。
来場していたお客様と、支えてくださった人たち、そして何より家族に感謝したいと思います。ありがとうございました。