たまたまネットであの奇作『アウターゾーン』の続編と同作者の短編集が出ているのを知りました。
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ストーリーの濃さは変わらず。
週刊少年ジャンプの600万部時代。ドラゴンボールやスラムダンクなどの伝説クラスの作品と一緒に、こんな奇妙な物語が連載されていたんですよねえ。
あ、奇妙な物語、っていっても、あのタモリさんの番組とは全く関係がないそうですが。
なんだかんだで100回以上連載されたという。オカルト系の奇妙な物語オムニバス作品というのは、少女マンガには例が結構多いような気がします。少女マンガでは月刊誌がほとんどなので、週刊でやれたというのは本当にすごい事です。しかも、ハッピーエンドが多いという事も珍しい。
それにしてもミザリィさん、結局、今でも正体不明(やっぱり人間ではないらしい)。
前の連載は彼女がお風呂に入って終わっちゃいましたけれど、少年マンガの枠内でも妙にお色気シーン(?)が多かったのは作者さんのストレス解消だったって初めて知りましたよ(コミックス内のコラムから)。
あと、『アウターゾーンの案内人』に『ストーカー』のルビが消えました。別の意味の用語になっちゃいましたからねえ。っていうか、アウターゾーンの連載当時はむやみなつきまとい行為をストーカーと呼ばなかったのか……。時代を感じます。
短編集に入っている作品は、何本かは読んだ事があって。昔、古本で見つけたジャンプの新人賞のコミックスに『リボルバークイーン』は入っていたと思います。二転三転のストーリーは今読んでも面白い。これがデビュー作品なんですからねえ。
あと『マジック・セラー』は昔のアウターゾーンのコミックスに入っていましたね。これ、映画で見たいなあと思ったり。
今はパソコン作画でひとりでコツコツと描いておられるとか。週刊連載でもないのだそうです。
あんな無茶な連載はそうは出来ないんじゃないかな……。
原作者がいれば出来るとは限りませんものね。
第3部、無茶をせずとも末永く続いて欲しい物です。