ブルーロックのフロー理論のこと

サッカー漫画、ブルーロック。
作中に何度も言及があるフロー理論が面白い。
要は、自分にとってレベルが高すぎる課題には挑戦する気が起きず、レベルが低すぎる課題では得られる経験が薄い。自分にとって達成したい目的を明確にし、そのために今の自分にとって適切な難易度の課題を見つけ、全力で克服し続けていけば人は効率的に成長できる……という理論のようです(敢えて漫画をみなおさずに表現してみました)。
確かにこれ、そうなんですよね。
自分が一番成長した機会って大きなもので3つ思いつくのですが。
ひとつは高校入試。
ひとつは大学の時のとある資格試験。
それから、仕事を始めた時に受けたとある資格試験。
どれも、合格するには結構な努力が必要でしたが…。そこまで苦にならなかったです。
勉強が楽しかった。
わかるとできるの繰り返しで。
特に、前職で取ったある資格については、その資格について学生さんに教える都合もあり、受からないわけにいかず。
自分でも勉強しながら教えながら受験したら、満点をゲットしましたから。教えることができるようにならなければ学生さんに迷惑かかるので、あのときはモチベーションも最高でしたけども。
こういうこと、なかなか学校で体感できないんですかねー。
成績が伸びない受験生さん、あるいは、スポーツとか何かでなかなか結果が出ない選手の皆さんは、「ブルーロック」から何か学べるのではないかと思います。
エゴイストなフォワードを育てるための監獄、という話の外枠がキテレツで強烈ですが、中身は割と真っ当な成長モノ。何かを目指している人は読んでみるとよいかも。
で、自分の努力の仕方を見直してみると良いと思います。
自分にとって真っ当に努力できる環境にいると、努力を努力と思わず、すごく楽しめるんですよね。その感覚がわかるかもしれません。