今年のイマキュの個人的反省会。

…あっという間にイマキュ作品展が終わってしまいました(例年のことながら)。
昨年から、コロナ禍での感染予防のためにインタラクティブアートから動物の写真にジャンルを移行しましたが、これが奥が深いっていう。
まず基本的なところで、どんな動物の何を撮りたいかは、結構出たとこ勝負。
動物は動くので動物。だから写真が面白いわけですが、彼らが面白いことしてるのに撮れない(シャッターが追いつかなかったりとか)ことも多々あります。
なので、それなりに天気が良い時であれば、自分と動物を信頼して撮りに行った方が良い、と。
あとやっぱり、機材が少し欲しくなりますね。このカメラに適した広角レンズ、それから交換用のバッテリーくらいは持っていても損はないかもしれない。新古品で見つけたのがたまたまOLYMPUS E-PL10のダブルレンズキットだったおかげで、望遠レンズの練習は始められましたが、標準レンズでもiPhoneよりも画角が狭いです。一日中撮っていると5時間くらいで電池が無くなりますし。
それから、ストレージ管理もそろそろ考えなくてはな、とも。カメラの設定でJPEGとRAWの両方保存にしているので、撮ったデータをどうするかとか。
去年も思いましたが、写真の枚数を絞り、四つ切りサイズに焼いてパネルに貼る過程で、どうしたって取捨選択が必要になるわけです。5〜6枚の連作としてどうまとめるかとか、写真に入れるコメントはどうするかとか。
はてなダイアリーで身についた習慣なのか、自分の写真のコメントは長くなりがち。そもそもタイトルだけで解説がいらないってスタイルの方が写真展では主流だと思いますけど、自分としては長文コメントを書きたい。昔から漫画や小説の単行本では作者さんの後書きを舐めるように読んでいた名残りかもしれません。
それから、柵越え写真は全く柵が写らない撮影に今年は成功。
柵の向こうの動物を撮る時に、望遠レンズを使ってマニュアルフォーカスとし、絞りを開け気味にしてピントを手動で合わせると、あるはずの柵が消えた写真を撮れる、というテクニック。具体的な撮り方は去年調べたものの、そもそも柵越えでそういうことができるというのを最初に知ったのはどこでだったのかすでに覚えていません。これは一眼レフならではで、iPhoneでは多分無理じゃないかなぁ(今どきの多レンズ機種ならできるかもしれませんけど)。
手前をぼかして奥の被写体を撮るのは、一眼レフの得意とするところです。
今後も面白い写真が撮れると良いなあ。
それから。
撮影に行って知ったのですが、今どきは動物園の夜間公開なんてのもあるんですね。夜の動物園で夜行生物を撮る。なかなかこれも奥が深そう。手ブレが怖いので三脚に習熟したいところですし、暗いところでの撮り方は調べておかなくては、となりましたけど。暗いところで柵越え撮影なんてできるのかな。
パネルの厚みは昨年は5ミリ厚を3枚重ねましたが、7ミリ厚のB4版で充分でした。ただ、貼るときは慎重にやらないとミスりますね。また、これだけ厚いと、端を切るときは事務作業用の細い方ではなく大きい方のカッターを使わないと切り線が歪みます。また、金属定規でないと良い切り口になりません。
基本的なことですが改めて。
それから、どのみち展示はやるのだから、もう少し宣伝は真面目にやった方が良い、というのも。せっかくやるんだし…。直前になればなるほど作品出せない気がしていまう症候群に陥り、真面目に宣伝できなくなるという謎の心理状況に陥るんですが。この日記に記事出したのも会期後だったりしてましたし。
もうすぐ30回目を迎えるので、そこらへんは猛省です。
ともあれ、これからも細々と、自分なりにやっていきたいな。やれば発見があるのですから!