男子バスケットボール・ワールドカップ、日本最終戦前夜

男子バスケットボールのワールドカップ。泣いても笑っても日本代表はラスト1試合、っというわけで。
タイミングよく『スラムダンク』の映画もあったりして、バスケットボールが盛り上がっていると思います。
バスケットの試合では、前半と後半では別物っていうことが往々にしてあるというのは、湘北vs山王戦で予習済。とはいえ、対 ベネズエラ戦でこんなスコアになろうとは。
(左が日本、右がベネズエラ
15 1Q 19
21 2Q 22
17 3Q 21
33 4Q 15
最終盤になってダブルスコア。
前に、井上雄彦先生がスラムダンクのコミックスで、こんなドラマチックな展開ばかりはあり得ない……的な作品批判に対して、
現実の試合では時にこれを超えることがある。悔しいけれどそうなんだ。
みたいなことを書いてらしたと思います(少し正確ではありませんが)。
でも、もしあのスリーポイントの山が入らなかったら……と思うと。やっぱり強豪でした。
ともあれ、あと1試合。今回のワールドカップの決勝トーナメントには進められない日本でも、パリオリンピックのアジア枠出場権のためにはこの順位決定戦で勝つ必要があるそうです。
その最終戦の相手はカーボベルデ🇨🇻(国旗のemojiがあった!)。
人口は約57万人、北西アフリカの西の島国らしい。ワールドカップ初出場とのこと。
とても小さな国ですが、この国もあの強かったベネズエラに今大会、75対81で勝っていると。
初出場とか、世界ランキングとか、こうなったら関係なさそうですね。
個人的にこっそり心配しているのは、日本が今大会で勝ってきたパターンを相手にやられないか、ということです。
日本は、格上のフィンランドベネズエラに勝てたわけですが、両方とも後半の大逆転劇で下してきたわけです。
仮に、前半から日本優位な試合展開になった時に、気を抜かずに後半を耐え抜けるかどうか。
仮に、第3クォーター終了まで20点くらいの大差があったとしても油断できない。
それは日本自身がひっくり返してきたことだったので。
「あきらめたら、そこで試合終了」を、相手にやられたら怖いな…と。
勢いのあるチームには、何があってもおかしくないですから。
それと多分、今まで当たってきた有名な国とは異なり、データがそれほどは多くはないのでは? という心配もあります。
まあ、そういうこともあのトム・ホーバス監督なら充分過ぎるほど対策されていると思いますけど。
ともあれ、あとは無事に試合が終わることを祈ります。屋内競技ではありますが、台風は心配です(現地の停電とか、交通とか)。
頑張れ、日本代表!