ジャニーズ事務所の記者会見

叔父さんと母親の会社が日本トップの芸能事務所という特殊なご家庭。
母親の経営権限が強くて、生前に一応関わることになったけど実質的な権限はあまりなかったし母親が強すぎて逆らえなかった。叔父さんとは生前、あまり話をしていない…と。
色々と引っかかるところはなくはないけれども、少なくとも、叔父さんが変なことをしていたのを知っていたとしても止められるような立場には当時無かったのだろうなあとは、窺い知れる。
いろんな賢い人の力を借りてでも、公正に謙虚に事後処理に当たって頂きたいと思う。
あの報告書が第三者委員会というところまではいけなくても、かなり客観的な部分は多く、公表したのも、なんとかしたいということの表れではあるだろう。
だけども。
かえすがえすも残念なのは。
本当は、こんなことは母上と叔父様の仕事なのに、お二人とも今生から逃げてしまわれた。
母上のやり方は独占禁止法に抵触していると言われたことがあったし。
叔父様も本来なら児童福祉法に抵触している疑いが濃厚で、個人的には刑に服すべきじゃないかとすら思っているのだけれど、芸能界の偉人という体裁のまま葬られた。
墓じまいが話題になって久しいが。
先代から引き継いだ負の遺産の片付け方は、何にしても難しい。
ともあれ、色々と世間からズレているところは、スポンサーや世論からどんどん意見を言っているのだから正して欲しいと思う。実際、そういう動きも報道されているのを読んだし。
それから感じたことはもう一つあって。
好きなアイドルを応援することで元気をもらい、アイドル側もファンに応える、というこの文化そのものや、ショーとしての面白さそのものは、日本独特のものもあるし、文化として継承されて欲しい。
ただ、ファン活動のやり過ぎやさまざまな行き過ぎ、アイドルへの事務所からの縛りなど、過剰になってしまう部分が問題なのだろう。
その辺りを含めて、前向きに変わることができるか、そこが問われているのだろう。