夏祭りと作品展と

「八王子まつり」が始まっている中、「イマキュレートハート作品展」は本日も平和であった。外はたくさんの人通りに、屋台の美味しそうなにおいがしていて、いかにも街祭りであったが、いちょうホールの第2展示室は穏やかな空気。また、小ホールでは音楽系の卒業生の皆さんがコンサートを開き、なかなかに盛況であったらしい。
今日は受付当番を担当した。ホール内で行われている他のイベントで通りすがった方がお立ち寄りになったのが、うれしい。皆さん思い思いにご覧いただいて、ともかくも展示できたことが報われる思いである。
作品展はこれからも続けていきたいと思うことひとしおだ。友人たちにも会えたこともあるし。
さて、明日はいよいよ最終日。いつも通りの開室時間(11時から19時)後に閉めたのち、即座に撤収してしまうのが我々のスタイル。撤収した時の何とも言えないふしぎな空っぽさを、明日も味わうことはできるだろうか。
下記は本日、会場にて作成した1枚。
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第24回イマキュレートハート作品展に出展しています

忙しくて日記の更新が...。告知が遅れましたが、今年もイマキュレートハート作品展、通称イマキュに参加しています。

8月1日(水)から8月5日(日)まで、八王子市「いちょうホール」の「第2展示室」です。11時から19時、入場無料です。

会場まで京王八王子からバス:2・3番のりば(JR八王子なら6〜10番のりば)から、「横山町三丁目」バス停下車。少し前進した所の交差点の正面にセブンイレブン、右手にローソンが見えますが、ローソン側に右折、そのまま直進。2つ目の信号で左折してすぐです。

※4日、5日の午後は「八王子まつり」のため迂回路になります。その場合は「八日町1丁目(いちょうホール前)」バス停になる模様。

前置きが長くなりましたが、今回のDMはこちら。

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会場にこられたら、正面玄関からお入りいただいて、階段を上がってください(エレベーターの場合は、この階段の左側を直進したところにあります)。DMデザインのミニ看板が目印。

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出身大学の卒業生有志で続けている小さなグループ展ですが、毎回、皆さんの作品から得るものがあります。

さて、自分の作品について。

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相変わらずのQuartz Composer。昨年も使ったkaleidoscopeパッチを使ってみました。OHCの下にはライトボックスがあり、その上におはじきなど好きなものを載せると、万華鏡のように反射図形が描かれてプロジェクタで投影できます...と、ここまでは去年と同じ。

今年の改善点

  1. 描画が回転するようにしました。
  2. 描画の反射数が自動的に増減するようにしました。
  3. OHCの買い替えで画質向上。昨年は格安Webカメラだったので近いところでのピントが合わなかったのですが、今年は安物ですがOHCとして作られたものを使い、カメラのマクロ撮影のように近距離でもピンボケしなくなりました....少しは。
  4. スクリーンの使用。個人で買える範囲の安物ではありますが、壁面投影より画質が良いです。
  5. プロジェクタのルーメン数の高いものにしてみました。ただし、こちらも個人で買える範囲の安物ではありますので、解像度は高くないです。書類投影には不向き。
  6. 被写体を増やしました。去年はおはじきだけでしたが、今年は色々。家から持参した千代紙などのほか、トランプ、花札、国旗、子供銀行券など....100円ショップで増やしたら面白そうなおもちゃを物色したりして。子供銀行券で夢のお金持ち!
  7. 画面左下に、OHCプレビュー枠を設けました。

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左下がOHCでのプレビュー枠、そしてkaleidoscope処理をすると、例えば中央のようになります。これはガラス玉やダイスなどを乗せてみた所です。

実際にやってみると、いろいろと意外な模様が出てきて面白いです。ご来館の皆さんからもご好評を頂いております。

くるくる回るものを何となく眺めているのは、コインランドリーに通じる何かがあったりして...。別に他のお客さんの洗濯物に興味があるわけではなくて、くるくる回るものって何となく眺めてしまうのは、私だけではないかと思うのですが、さてどうでしょう。

なお、先ほども書きましたが、今週末はいよいよ「八王子まつり」もありますね。お祭りのついでにでもお立ち寄り頂ければ幸いです。

 

台風を浴びてきた

変な進路の台風。今日(28日)は、どうしても午後に外出の予定があり、結果として台風を浴びてくるような感じになってしまった。
人間は自然には勝てないと思う。でも、自然の脅威を受け流すことは場合によってはできるだろう。
大げさな書き方になってしまったが、そんなことを感じさせてくれたのは、強風の時はわざと骨が折れてくれて、しかし故障はしない傘だ。最近では郵便局で傘を売り始めた、と話題になっている。私のはその商品ではないが設計思想は同じものを使っている。
www.post.japanpost.jp
今日の風でも故障せず。本人はそれなりにずぶ濡れになってしまったが、商品はもってくれた。
傘が折れたからって、道端なんかに放置したら、その傘が風で飛ばされて交通事故の原因になったり、誰かの目やお腹に刺さったりして一生を左右するレベルの重大な障害を引き起こすかもしれない。こういう日に出かけるなら、何らかの工夫をした簡単には壊れない傘を使うか、雨合羽などで傘に頼らないか、あるいは故障したら自分の責任で持って帰る覚悟を決め、ガムテープなども持参して必ず持ち帰るようにするか...。
今日の東京で、何本の傘が壊され、何人が傘で怪我をしただろう? そんなものは1本もなく、どなたも傘で怪我をしていないならそれでいいんだけれど。

はてなブログでの初期設定をいろいろと。

はてなブログ、いろいろ設定してきた。
はてなダイアリーのコメント欄は凍結してとりあえず維持。ただ同記事の重複になってしまうので、いずれ削除するか...どうしようかなあ。
とりあえず本文の文字は普通より大きめ! という自分の中の伝統は引き継ごうかなとCSSをちょいいじった。
背景は夏らしい青系で。広告はカット。
ちょっと残念だったのが、日付の書式のカスタマイズ。どうやらこの機能は「ない」らしいこと。はてなダイアリーでやっていた「<曜日>のほし*<年>のとし・<月>の<日>のひ」の書き方は実は『Mother』のどせいさん語が元ネタ。やろうと思えば宇宙世紀日記とかが書けるというオモシロ機能だったけれど...まあしょうがないか。
設定をざっくりと触ってきたけれど、さすがにもうリリースされて何年も経過しているから動作は軽快。メニューもわかりやすいし、はてな記法を良い意味で引き継ぎつつ使わないこともできるようなので、書くことに集中出来る環境で、悪くないと思う。カスタマイズ性よりもまずは本文に集中できる感じ。この辺、ある意味で漢字Talkとか旧Mac OSと、macOSとの比較に共通するような感じもする。機能拡張パネルを自分の手で移動して管理していたのと、深いカスタマイズはシステムに任せるmacOSと。
ただ、CSSの概念は私は間違いなくはてなダイアリーのカスタマイズで勉強した。旧Mac OSで学んだパソコンのオペレーションシステム関連の考え方は間違いなく自分の血肉になっている。この辺のことを直接、だれか人に教えることはまずないけれど、知っていなければ今の仕事を今のようにできないのはまちがいない(今の学生さんや20代の人たちって、このあたりのことをどう学んでいるんだろうなあ)。
移転のきっかけはGoogleさんの力技(HTTPSにしてよねってあれ)とはいえ、はてなできちんと書きたいことは自分の中を探すと結構あったな。

はてなダイアリーから移転しました!

はてなダイアリーからはてなBlogに移転してきました。

Googleさんの実装した「Google Chrome 68でhttp接続のみのサイトは警告が出ることになった」のがきっかけです。はてなダイアリーってhttps接続ができないみたいだったので...。

www.itmedia.co.jp

っていうか、スマホに移行してからはてなダイアリーの更新頻度が明らかに落ちた気がします。いろいろと。タイトルの割に、全然、鉄を熱いうちに鍛ててないブログでした...。というわけでタイトルはそのまま継承!

 

前のURLは

http://d.hatena.ne.jp/Yuny/

ですが、とりあえずしばらく残しておきます。コメントをくださる方は、これからはこちらの「はてなブログ」の方にいただけると嬉しいです。

カーリング女子日本代表チームって、県立豆の木高校っぽい

平昌冬季五輪が閉幕した。
今回、話題になったカーリング女子日本代表チームの…あの空気感。
なんだろう。見たことがある。
確かに一生懸命プレイされているけれども、どこかのびのびしている雰囲気。楽しそうに試合をしている、コレ。


ゲーム中に軽食を摂るとか(まあ東京マラソンでも水とか栄養ドリンクとかバナナとかを途中で摂るけれど)、少女漫画家の川原泉先生の作品でいう「もぎゅもぎゅ」って背景に描きたくなるあの感じ。


そう、『甲子園の空に笑え!』だ。
平昌の空に笑ったのかもしれない。



甲子園の空に笑え!』とは…九州の田舎の県立豆の木高校・たった9名(うち4名は四ツ子、監督は素人の女性で専門は生物の先生)の野球部が、磨き上げた守備力を武器に甲子園へ出場、決勝までコマを進めるが…というお話。田んぼ走り回って鍛えた足腰は伊達じゃないやい!
ちなみに、続編は『メイプル戦記』。豆の木高校の監督さんが、ひょんなことから北海道に発足した女子ばかりのプロ野球チーム『スイート・メイプルス』を率いて、プロ野球セ・リーグを戦う話。本拠地は北海道のコロボックル球場!!(某ハムではない)


閑話休題
五輪3位というわけで、確かにすごい人たちなんだろうけど、隣に住んでいるお姉さんみたいな感じがするんだよな、あのチームの皆さん。それでいて、チームワークはがっちり、ショットは正確。まさに豆の木高校。まさにスイート・メイプルス。もう本当にリアルにあの漫画のあのチームみたいだった。
というか。あれだけの実力者にあれだけのびのびプレイされたら、敵としては逆に怖いと思う!
ピリピリされている方がやりやすい気がする!


川原泉先生は、以前、ゲートボールのルールを冒頭1ページでスパッと説明し、その上でゲートボールチームを背景とする殺人事件?モノ(いや、真相は意外だったが…)をお描きになられていた。
先生にカーリング物の漫画を描いて頂けたら、絶対読むんだけどなー。


そういえば、あの3位決定戦のスコアを見ていても、『甲子園の空に笑え!』の準々決勝まで1対0で勝ち進んだアレとか、続編の『メイプル戦記』の序盤の大量失点を毎回1点ずつ返したソレとかを思い出さざるをえなかった。
イギリス代表って、結構点を取ることができるチームらしいので(カーリングは詳しくないけど)、それをロースコアゲームに持ち込んで1点の取り合いにしたことと、9回のあの1点ゲットが、最終10回の攻防につながったんだろうなあと。イギリス代表の最後の一投は勝負って怖いと思わされたし。逆の立場だったらショックなこと極まりないもの。


カーリングはお互いのチームを信頼して紳士的に真摯にプレイするものらしく、審判がいない。それでも別に問題ないらしい。日本女子のゲームでいつだったか本当に数センチの差で点が入った時も、なにやらコンパスみたいな測量器具を出してきて、お互いに納得の上で点を入れていた。そういう、人間尊重、クリーンでフェアな競技のようなのだ。この辺も何となく川原泉先生っぽいんだよなあ。


金メダルに輝いたスウェーデン、次いで韓国にも、予選リーグでは日本代表は勝っていたりする。実際、何かがどうにか転んだらもしかしたら準決勝では韓国に勝っていたのかもしれなかった(実際、延長11回までもつれ込んだわけで)。あんまり実質的な差はなかったのかもしれないし、ここ一番での差があったのかもしれない。正直、そこまではわからないけど、手が届かないようなとんでもない差、というわけではなさそうに思った。


自分の中で、北見市地場産業カーリング、みたいなイメージが勝手についてしまったのだけど。あながち間違いでもないらしいので(学校の体育でカーリングもあるって話だし)。サッカーといえば静岡県、みたいなアレである。


ともあれ、LS北見の皆様、本当におめでとうございました。
あと川原泉先生が『甲子園の空に笑え!』のノリでカーリング漫画をお描きになったら絶対読みたい....!


追記
ツイッターを検索したら同志がたくさんおられた。
やっぱりなんか女子カーリング日本代表チームって川原泉先生っぽいんだこれが。
ツイッター検索 川原泉 カーリング

MacBook Pro Late 2011の電池交換をした

作業前に、現在の電池を55%まで使い切ってからシステム終了した。長期保存時には半分以上残したくらいにするって聞いたことがあったので。

サードパーティ製だが、保障が1年。割ときちんと質問対応しているし、バッテリーセルの改善にも前向きなようなので。あと手に入りにくいY型ドライバーとプラスドライバーが付いてくる。純正品の最大1000サイクルまではいかないようだけれど、費用対効果は十分かなと。

買った電池には機種個別の電池交換手順まではついていなかったので、やっぱりiFixitさんをスマホで熟読。
古い電池はとくに膨らんだりはしていなかったが、ネジ止め部分が割れていた。やはり交換せざるをえないだろう。
作業のポイントとしては、電池を接続しているケーブルを「真上」に引いて外すこと。手前でも奥でもなく。
ちょうどいい工具がなかったので、100円ショップで買ってあったマツゲ抜きを使って挟んで外した。
本当はプラスチック製の適当な工具のほうがよかったかもしれないけど。

電池を外したら、あとはエアダスターで各所を清掃し、新しい電池を入れる。ついでに、裏の黒い足もサードパーティ製のパーツをついでに買ってあったので貼り直した。一応両面テープがついていたけれど、粘着強度に不安があったので接着剤を使って固定。こういう専門パーツになるとAmazonに頼ることになるなあ。やっぱり。
さて裏蓋を閉めてネジを締め直し。
起動前にSMCリセット。このMacの場合は...。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201295

内蔵キーボードの左側の「shift + control + option」キーを押しながら、電源ボタンを押します。これらのキーと電源ボタンを 10 秒間押し続けてください。

まあ、バッテリーを外した時点でリセットされてたりしないかなぁ。

それから、起動時にNVRAMクリア。
起動時に「option」「command」「P」「R」を押しっぱなしにして2回起動音を聞くアレ。
https://support.apple.com/ja-jp/HT204063

電源アダプタはつながずに起動。
起動したら。時計が狂っているとアラートが出る。とりあえず「日付と時刻」システム環境設定でネットワークタイムサーバにつなぎ直して修正。やっぱりNTPを使うのが一番手っ取り早い。

電池がちゃんと認識されているか(もっとも、ちゃんと認識されていなかったら起動しないけど)を確認。画面右上のところに電池が出ていたり、Optionキーを押しながらアップルメニューの一番上でシステム情報を見て確認。
あと、一応メモリも「このMacについて」で確認。実はこの作業前に一度メモリを外している。16GBに換装していたのを、アップル公式修理に出すつもりで8GBに戻した関係で。
16GBに戻したつもりが、1枚認識されていなかったのでシャットダウンして裏蓋を開けてメモリを挿し直し。下段が少し斜めになっていたようだった。もう一度SMCリセット、NVRAMクリア、起動後の時計合わせ、メモリ認識確認。

最初の残量はシステムインフォでは現在4036/最大6169mAhとのこと。画面右上の表示で65パーセント。


さて、電池に付属の説明資料によると、最初は残り3%まで消耗させ、シャットダウンして一気にフル充電にし、それから通常利用がオススメされていた。
作業前にやったのも同じ方法だが、電池消耗手段としてQuartz Composerをセットアップして適当にループムービーを作成してずーっと回した。これはやっぱり結構電池を食う。つねに画像計算させるわけだから。
電池がのこり8%になったところでQuartz Composerを止めてこの原稿を書いているんだが、なかなか減らない。3%になったら再充電したい...んだけど。うれしい困惑。やっぱり交換したての電池は元気だなあ。
こういう自分流修理、今のMacBookシリーズではできないらしいのが残念なところだ。まあ、しなくてすむならそのほうがいいとも言えるけど。
そういうことをしたい人が中古で狙うなら、MacBook Pro Mid 2012 13 inchあたりがいいかも。ユニボディの MacBook Pro最終機種。USB 3.0をサポートしているし、例の、iPhoneにかかってきた電話をMacで受けるHandOffにも対応しているらしい。うちのMacはこれの数ヶ月前に買うしかなかったので、電話はともかくとしてUSB2.0なんだが...仕方ない。