マウスピースに四苦八苦。

はてな吹奏楽クラブ、活動中!? てことで。(?)
さてと、気分さえ切り替えればトロンボーンの練習は楽しいですが。
やはり、昨日(id:Yuny:20041225#trb)も書いたことで、マウスピースの感覚が早く戻ってこないかなあと。
写真で具体的に説明しましょう。


これが、私が使っているBach社のマウスピース。金管のマウスピースとしては日本ではかなりポピュラーな会社です。(楽器もだけど)左が6 1/2 AL番のもので右が6 1/2 A番。見た目は変わりません。カップ(膨らんでいるところ)の大きさも深さも構造も、スロート(楽器に差し込む長い管部分)の部分の外観の太さも変わりません。ただし。


6 1/2 ALのスロート。マウスピースをひっくり返して、下から見たところです。

同じく、6 1/2 Aのスロート。板厚が薄いのが分かりますか? 外側が同じ太さの管で、厚さがこちらの方が薄いということは、管の通気部の太さはこちらの方が太いということになります。つまり、息がたくさん必要。コントロールも難しい。


でも、難しいAの方をALよりも使いこなしたい最大の理由は、楽器のベルサイズが大きいものを使っているからです。ベルって、ラッパの仲間の、アサガオ状に広がった音の出口のことですが。これが大きいと一般に響きが柔らかく太くなる。
ALのスロートではこのベルサイズを十分に深く鳴らし切るサウンドが作りきれない気がして。(楽器の響きとしてなんか浅さを感じてしまう)派手なPOPSをやるにはこれで十分ですが、自分の本領としては歌うトロンボーンでありたいので、(バッハのG線上のアリアなんかやれちゃったら最高! あれは音色勝負の難曲だと思っています)Aを使いこなしたいなあと。今日、ちょっと試して見ましたが、ムリありすぎでした。音は出るけど、鳴ってるレベルなんかじゃない! ううう。先は長そうだ……。ブランクは厳しい。って、練習再開2日目で言うことじゃないですね。


ついでに。「はてな楽器出し」でもどうぞ。

マイトロンボーン、Horton TR-150の手元に当たる部分。皮革でプロテクターをつけています。皮膚が弱いのでこれをしておくと手を痛めません。プロテクターはトランペット用のモノを転用。昔、楽器の講習会のイベントでいただいたものです。それから、ヒモが無いと7ポジションに届きません。めったに7は曲では使いません。(F管よりそっちの方が音はいいんですが、右手への負担が大きすぎてコントロール不可能だし。音階練習ではやってはいますけど)手が長い人がうらやましい。ちなみに、ヒモは事務用の書類の綴じヒモの長いタイプです。