iMacでWindowsのマイクを使う方法。

ケロログ」をもっと楽に更新するために、windowsのマイク付きヘッドフォンを買いましたが、iMacではWindows用のマイクは使えないらしいです。手持ちのOnkyoUSBオーディオインターフェイス「UE-155」にはつなげられますが、ノイズがひどくて*1使い物になりません。考えてみると、職場のWindowsではこんなことはないんですよ。適合するマイクをつなげば、ノイズが少ない音を録音できます。PC用の電磁波フィルタ付きの電源ケーブルに変えてみましたが、低音ノイズはやや減ったものの、高音ノイズは拾ってしまうようです。
歴代のiMacの入出力について、ちょっと調べてみました。

iMacは大ざっぱに言って、サウンド入力ポートから見ると5世代に分けられるようです。

  1. 初代iMacのように、CRTでG3搭載で光学式ドライブがトレイローディングのもの。
  2. iMac DVのように、CRTでG3搭載で光学式ドライブがスロットローディングのもの。
  3. iMac G4で、サウンド入力ポートがないもの。
  4. iMac G4で、サウンド入力ポートがあるもの。
  5. iMac G5
  1. CRTモニタのiMacについて。
  2. iMac G4について
  3. iMac G5について


つまり、iMac G3の場合はPlainTalk対応のマイクでないとダメということ。昨日、ソフマップ新宿Macコレクションで聞いてみたところ、変換アダプタは置いていないそうでした。サンワサプライの「MM-ADMAC」が使えるといいのですが……。
なお、iMacの付属説明書によればモニタ直上の穴はマイクになっているらしいですが、使えた試しが無いです。システム環境設定上では音声レベルに反応があるものの、声には反応しないです。
それから、PlainTalkって言うのはアップルの音声認識技術らしいです。このために端子(ハードウェア)から開発したって事になります。そういえば、母校のMac教室のPowerMac 7200/100には変な形のマイクが接続されていましたね。音声認識なんて高等なことはせず、もっぱら怪しい声の警告音作りに利用していましたが!
以下に昔のMacでのPlainTalkについての参考ページを書いておきます。ページ内検索で「PlainTalk」を探してみてください。

で、先程もご紹介したこの記事から判断して。

CRT+G3のiMacでは、マイク入力としてはPlainTalkが、またライン入力が使えるということですね。それで、Windows用のマイクは使えない。
と、なると方法は3つかな。

  1. 小型のアンプなど、マイク入力をライン出力に変換する機器を通す。
    • MDやラジカセなどを通しても良いかもしれません。
  2. USBによる音声入力機器(USBオーディオインターフェイス)を使う。
  3. PlainTalkマイクロフォンか、PlainTalk変換コネクタを使う。
    • PlainTalkマイクロフォンは中古品くらいしか入手できない。「MM-ADMAC」は確認中。形状が心なしか違うような気がしますけど。

iMacの場合、サウンド入力端子は音声入力というより、パソコンとのコミュニケーション端子として開発されていたと考えた方がいいのかもしれません。いずれにせよ、安いWindows機器がすぐに使えないのは不便といえば不便ですが。
困ったことに、買ったときの取説にはこのあたりの事情が全く書かれていない*3んですよね。アップルの公式サイトその他で今回徹底して調べてようやく分かったことで……。

*1:その後、USBケーブルをiMacに直接接続し、USB延長ケーブルを2本使って3メートルくらいにし、さらにマイクの入力レベルを下げるなどの工夫でノイズはだいぶ低減されました。ちなみに、USB延長ケーブルは昨日、ソフマップ新宿Macコレクションの最上階の中古屋さんで1メートルのを200円くらいで売っていました。

*2:2005/4/11追記:スロットローディングのiMac G3では使えないみたいです。サンワサプライ様からメールのお答えがありました。

*3:「サウンド入力=アナログ式のマイクロフォンやその他のオーディオ装置を使って音声を録音するときに使います。」としか書かれていません。これじゃ普通のマイクが使えるって誤解もしますよ。