エンパワメントな3冊の本

今日はある学生さんから、いろいろとご相談を受けました。時々書いていますが、仕事は大学のIT系のアシストです。たまに専門のパソコンの話じゃなくて、将来に悩んでいるとかの悩み相談を受けることもあります。雑談程度のものから、真剣なお話まで。
まあ、私も自分のちっぽけさは自覚しているので、ともかくも話を延々聞いてあげることに徹することにしています。それから、ネットを使ってそれぞれの専門分野を調べられそうな場所を紹介してあげたり、担当分野が合う先生に面接できるようにはからったりしています。人間というのは不思議なもので、話すだけで解決の糸口が見つかることが結構あるのです。それは、悩み手自身が元々持っている力だと思います。


自分にも共通する悩みだったりすると、身につまされてしまいますね。ある種、鏡を見ているみたいで。
場合によっては、大学時代の自分が誰かに言ってほしかったことを言うようにしています。相談というのは、実は相談したいと思った時点で、結構その人の中では決心が決まりかけていたりする。背中を押してくれる人を求めているんじゃないか、そういう学生さんを見ていると、大学3年生の頃に誰かに背中を押してほしかった……、と、今でも思っていることを思い出します。あの時の自分は、どうして決断できなかったのかと残念に思っていることがあって。


きっとこの学生さんはこれやりたいんだろうなあ、と確信できたことには背中を押してあげています。きっかけって大事ですから。


今日の学生さんに紹介した3冊の本です。

自分を好きになる本

自分を好きになる本

おとなになる本

おとなになる本

夢をかなえる本

夢をかなえる本

エンパワメント、つまり、自分の内面から湧き出るように心の力を付けるという言葉があるのですが、そういう意味で自分自身をゆっくり見つめ直したいときに読みたい3冊です。
絵本みたいな楽しい装釘で、短いお話なのですが、内容は聖書のように深い名著です。なにか悩みがある人にお勧めできます。