コミュニケーション能力という「武器」

仕事場の先生と呑んできました。なかなかゆっくりとお話する時間が取れないので貴重な時間です。
やっぱり学生さんたちの様子が話題になりますが、この時期、就活で求められるものは何を置いても「コミュニケーション能力」という話に。某映像プロダクションですら、「技術は教えられる、まずはコミュニケーション」との見方らしいです。
映像製作の能力より、対人関係の力。
人と話ができない人が増えてきた気はしています。少子化で兄弟喧嘩の経験すらなかったりとか。
どんな仕事をするにせよ、人は一人ではそれを成し得ないでしょう。昔は雑多な環境でもまれて生きていて当たり前だったけど、今は個室で無菌の中で育ってしまう。
人の力を上手に借りることで、能力の壁を乗り越えるコトもできる。雑多な中で育てば、そんな知恵も回るようになる。個室を持てる豊かさは、知恵と引き換えのものかもしれません。コミュニケーションができる人を育てるのも、またIT教育の一つの使命だし。
まだまだやるべきことはいろいろあります。IT教育界も自分も。
これからは人としての力を持つことの大事さが切実な課題に思えます。そんな雑感です。