天はいつも観ている


調布のある文化施設(「たづくり」という不思議な名前)の展望台から撮影しました。
天気がよかったかと思うといきなり大雨になり、展望台からそれを眺めていたら雲から雷が落ちるところを目撃して、かなり驚きました。そのあとも眺め続けていたら、雨雲がおさまってきて……切れ目から光が地上を照らす見事な風景を目の当たりにしました。地元の友人が「春の嵐のような凄まじい天気」だと評していましたが、確かにその通りとしかいいようがありません。
言葉も無く眺め続けていたら、天上を航空機が通過し、人間の営みのちっぽけさを教えてくれました。
あれだけのテクノロジーの固まりも、ただの水蒸気の集まりと比べると迫力が雲泥の差のように思えました。
天候変化とは不思議な営みです。人間はそれに翻弄されています。こればかりは昔から変わりえないことでしょう。