人と人とは直流交流

仕事場で、普段まずお会いできないような先生方や、他のスタッフの皆さんとお話しする機会がありました。
いつも一緒に仕事をしているスタッフさんとは直流でいるわけですが、こういう機会に違う方々と交流するのはとても良い機会です。
先生方からのなかなか聞けないようなご要望をお伺いしたり、他のなかなか会えないスタッフの皆さんのお話は参考になりました。


特に、今年度で定年退官するある先生とお話しできたのは、普段まずお会いすることなどありえない方ですから、本当に収穫になりました。沢山の想い出がきっとおありなのでしょう。満足げでおられたのが印象的でした。私のような若輩者には、まだまだ到達できない境地。外国の旅先で本学の学生さんにたまたま出会い(聴こえて来た話している内容からそうと察したのだそうで)、直接の教え子では無かったにせよ、同じ大学の学生さんならと、気持ちよくワインをごちそうなさったのだそうです。なんか、いいお話でした。


地球はとっても広いのに、どこかでつながっているんですね。
私が教室でちょっとサポートしたことも、目の前の学生さんを端緒として、ずーっと遠くの誰かに届いて行くのかもしれないのですね。
教育って、サポートって、良い仕事だとつくづく感じました。


目の前の学生さんのデジタルデバイド、格差を埋めることだけを考えていたのでは、本当に狭い仕事にしかならないので、この学生さんのような悩みやトラブルが発生したのは、どんな背景からか、時流も踏まえて瞬時に考察し、適切なサポートが出来るサポーターでありたいし、あり続けたいと思っています。どこかで、その学生さんが、他の誰かをも助けるのかもしれないのですから。