書くテーマがあれば人は書く。

外国人の彼や彼女が出来ると、その国の言語を必死になって勉強する、という語学修得上最強のモチベーションの出し方がある。何しろ、相手は自分が人生を賭けて大切にしたい人なのだ。勉強しないわけが無い。
パソコンについても同じこと。これが出来なきゃ彼や彼女と……というのは最強のモチベーション。ぶっちゃけ、彼女が欲しいからオトコは必死で免許の講習に通うのだ*1


つまり、あるテーマがあれば、人は黙っていてもデバイスの使い方(語学だって広い意味でのデバイスだと思う)を学ぶ物なのだ。


書くテーマを引き出し、世の中のIT化に貢献できる活動(受けた側に取っては、書くのは表現手段。こちらとしては、書いてもらうことそれ自体が目的。)は個人的なレベルでなにかできないか?


Webの一つの安全な楽しみ方を提供して行けないか?
個人発の安全なコンテンツが増えれば、Webアレルギーという難題を、少しずつ解決して行けるのではないか?

イデア1:絵本のソーシャルシェア活動

例えば、どっかで読んだような気がする話ではあるのだが、名作だが知られていなくて、大人の読書にも充分耐えられる絵本の末尾に、ウチのブログのどっかのコメント欄、または秘密の(携帯電話対応)掲示板でも開いてそのURLを書いて、あと、ケータイからも投稿できるようにしておく。できればメールでも投稿可能にしておく。
で、その一冊の絵本を、友達に貸して、感想を書き込んでもらう。
その友達は、私の知らないその友達の友達に、絵本を貸して、感想を書いて、その友達の友達の友達に貸し出す。そして……という感じで、一冊の絵本を私自身は知らないヒトにじっくりと回してもらうのだ。
メールで投稿されたら、お礼のメールに、この秘密の掲示板サイトのURLを書いておく。



こうすると、その絵本へのソーシャルな感想(しかもほんとにSNS)リンクが出来る。
で、これに投稿することにより、私自身の狙い目である「掲示板の楽しさを、掲示板を使ったことがない人にも知ってもらう」という、IT教育的な意義も果たせる。


私がやるのは、絵本とBBSの準備。メールアカウントだって、無償の所もあるし。
本という物理的なシェア手段である以上、チェーンメールにはならない、と思うし。
まあ、それ以前に、「怪しいサイトなんじゃ」「メルアド収集してなんかやるんじゃ」とかって、こっちが怪しまれたら、この活動はそこで終わってしまうけど……。どんなデザインにすれば怪しまれないんだろうとか……。規約とかやっておいた方が良いのかとかも考えてしまうけど。匿名の身の証の立て方って、結構大変だなあ。

*1:まあ、そういうヒトも居るって話で