ま〜ぱ、ふっかーつ!

かの雑誌「MacPower」が復活していました。ヨドバシカメラで見かけてびっくりしました。
http://ftp.ascii.co.jp/pb/macpower/About_Me.html
早速買って、ざっと見てみる……。やっぱり記事が濃くて面白い。
昔のMacからの歴史の特集記事が読み応えがあります。
正直、980円のモトは取れますよ。ムックみたいな紙質で編集されていて保存性があるし。


なんとなく、「Beginners Mac」を思い出したりして。漢字Talk7のころの名雑誌。あの雑誌にはさんざんお世話になったなあ……。基本的なことはあの雑誌で学びました。
「日経Mac」が休刊になった時も寂しい思いをしましたが、「Beginners Mac」はその比ではなかった。自分の中では。


さっき、友達からAirMacでネットが使えなくなった(原因不明、ハードウェアやDHCPリセットしたりしてみたけど、解決できず)相談がありました。
それでサポートしていてつくづく思いましたよ。今のユーザって付いていくのが大変だと。ものすごくなってしまったパソコン環境に、いきなり飛び込まされるから。


自分はラッキーだったなあと。昔のMacはかなりシンプルだったので、パソコンの仕組みが分かりやすかったですし。
漢字Talkの頃=「コントロールパネル」「機能拡張」などのフォルダをいじり放題だったりね。


新入社員は、まずは簡単な仕事でとりあえず物事が終わるまでを一通り経験してみることが必要だ、といいますね。
そして、細かいところを深く学んでいって、自分なりの技を身につける,と良い、と。
パソコンも同じで。初心者は、まずは簡単なシステムのパソコン*1を動かしてみて、システム管理が出来るようになってから、モダンOSに手を出すようにした方がいいと思うのですが。


今のパソコンはいきなりスポーツカーのハンドルを握らされている気がする。
中身がスポーツカーで、見た目だけ大衆車に見えるように改造されている車を運転しろ、みたいな。


最初はカートから始めて、いつかはF1……みたいなルート、パソコンのOSにも求めたいなあ……。

*1:別に、XPのhomeという意味ではありません。漢字Talk 7.5を経験してみて、それからMac OS Xをやってみると、腑に落ちるところがいろいろあるんじゃないか、というくらいの意味。