- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2008/05/22
- メディア: Video Game
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このごろではすっかり戦闘のチームワークも取れて、だいぶ必勝パターンが出来てきましたが……そこへ立ちはだかった奇妙なるアンデッドモンスター。行った者は帰ってこない死の平原……って、兵士がみんなアルさんのように自失になって、しかもモンスター化してしまうということ? スパルタの兵士だったらしき人たちが、死体となって襲ってくる!
具体的に想像すると、かなり怖い物があります。ギリシャ神話の世界を舞台にしたホラー映画って、あんまり聞いたことが無いような……これはゲームですけれども。
何とかこの戦場を抜けると、いろいろあって、英雄アキレスに会うことができます。アキレスもギリシャ神話に登場するんですよね。
彼の元で装備を見直し、オリンポスへ向けてさらに北上を考えますが……その前に、することがありそうですね……。
そして、もうひとつのヒント。肉体がヘラクレスのヘラクレスさんと、魂が(記憶喪失ながらも)ヘラクレスの主人公。改めてここで提示されています。まるで、ひとりの英雄が二つに分かれてしまったような状態は、何なのか? という疑問が。
この世界で何がおこっているのでしょうねえ。二人ともヘラクレス?
さてさて。ゲームをきっかけに、最近、このシリーズを読み始めています。全8巻。
オリュンポスの神々―マンガ・ギリシア神話〈1〉 (中公文庫)
- 作者: 里中満智子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2003/11/01
- メディア: 文庫
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まあ、「ヘラクレスの栄光」はギリシャ神話をヒントにした創作神話のようなモノなので、100%そのままギリシャ神話という訳ではありませんが……。でも、神話の入門書くらいは読んでおくと面白いかなと。実際、当時の海旅がいかに大変だったかとか、どんな風な文化や社会だったのかとか……イメージがふくらむ感じです。もちろん、ヘラクレスやアキレスにまつわるエピソードも、ポセンドンやゼウスも出てきます。おかげで、かなり思い出しました。
パンドラのつぼのエピソードって結構好きなんですよ。最後に希望が残されている、というヒューマニズムがなんとも。
それにしても、こんなに、戦争や闘い、魔法や奇跡、そして恋愛と出産に満ちあふれた神話だったんですね。改めて思うに……。
確かにコレはRPGにしたくなるストーリーの宝庫ですね。