全面禁煙駅が拡大(JR東日本)

このところ、とある通りすがりの喫煙者の方と喫煙所の是非について話し合っておりました。
http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20090814/p1#c
喫煙者の方には喫煙者なりの事情があり、またマナーを守って吸いたいという良心的な方も多いようで、認識が改まったなあ、勉強になったなあ……ふむふむと感心していたら。タイムリーにこんなニュースを読みました。

さらにJR東日本では禁煙駅が増えるようです……。
喫煙したいみなさんにはつらい場所がまた増えてしまうようですね。ううむ。


私が在学中に母校の大学でやっていた喫煙者対策なのですが、喫煙したい人向けに、小部屋をひとつ設けたのですよ。音楽も美術も英語も勉強できる大学で、様々な学生さんがいて、とくに声楽のひとは喉を痛めてしまうから煙草は嫌な人が多かった。しかし、英語系の学生さんの中には煙草を好きなひともけっこういた。そこで学生会で話し合って学校に提案したのが、喫煙できる小部屋を学内テラスに設けることでした。プレハブっぽい小さな場所でしたが、嫌煙者はもちろん、喫煙したい人にもなかなか好評だった(ちょっと狭いけれど気兼ねなく吸えるから)ようでした。


もうひとつ思い出したことですが、私鉄の京王線の駅のホームには寒暖対策の休憩室が設けられています。ガラス張りのちいさな部屋があって、ベンチもあり、クーラーや暖房を季節に応じて入れて、利用者が電車を待つ間に利用できます。全駅にあるわけではないようですが、たいていの駅*1で見かけますね。
つまり、駅のホームに空調が効いた部屋を作ることは技術的に可能なわけですよ。こういう、喫煙できる小部屋のようなものを開設するのでも解決できると思っています。
嫌煙者としても、喫煙者の皆さんがきらいというより、煙草の煙がきらいなだけなので、全面禁煙までしなくてもいいかと。
これもひとつのバリアフリーなんじゃないかなあ。どうなんでしょうね?

追記

アクセスログを見ていたら、こんなSNSを見つけました。

禁煙を目指す人のSNSですね。トップページに生涯にかかる煙草代シミュレーターがあって興味深いですね。

*1:準特急が停車する駅にはだいたいあったと思います。