悪魔の国のアリスと一緒に、落ちて落ちて上がる〜♪

真・女神転生 STRANGE JOURNEY(ストレンジ・ジャーニー)

真・女神転生 STRANGE JOURNEY(ストレンジ・ジャーニー)

フォルナクスの旅にはずいぶん時間がかかっています。というのも、ここの東側は、*1同じ所をグルグル歩いては落とし穴に落ちてまた上がってくるタイプのダンジョン。というわけで、東エリアのボスを一発で発見しようが、ついでに完全踏破を目指すとなると何度も何度も上がり直すことになるわけです。


そう、今回は運良く、2回目に落ちた穴にボスがいました。1回目は奇妙な少女:アリスちゃんにウサギを捕まえるように頼まれて落ちた穴でしたから、一発で当たりくじを引いたも同然。落ちる場所は6カ所もあるのに。
アリスに頼まれてウサギを追いかけていると、落とし穴に落ちるというからくりに身体が慣れてしまいました。よく考えるとこれって怖いな。それに、やっぱりアリスってあの不思議の国のアリスかなあ。落とし穴だし、ウサギだし。奇妙な道行きだなあ。


奇妙な旅といえば、一度倒したはずの悪魔の面々とあまりうれしくない再会を果たすのもそうですね。普通は死んだ人(じゃないけど)に再会するなんてそうそうないし。さすがシュバルツバースは何でもありだなあ。あの狂気の実験をおこなっていた、ミトラスこと堕天使ミスラと対戦……。
ううむ、あんまり強くない……相手が。なんとな〜く、毎ターンごとにテトラジャを張っていたのが功を奏しました。この辺、FC版初代女神転生の魔王セト戦の智慧ですね。中盤以降で何をしてくるか読み切れない敵を相手にするときは、とりあえずテトラジャしておくこと。初代ではエナジードレイン=いわゆる古典的RPGのレベルドレインでしたから、テトラジャで対策をしておかないと痛い目に遭いました。本作でのテトラジャは即死攻撃対策、エナジードレイン=HPMP吸収のようで、その意味ではかなり楽になりましたけれど。
いずれにしても、たまたまこの対策をやっておかなかったら、とんでもなく難しい敵だったんだろうなあ。アリスにしてもそうでしたし……。


そして、ミスラ打倒で一息を付く間もなく、あのジャック部隊がこのシュバルツバースになにやら空間を自力で構築したとの連絡が……。取る物も取り敢えず話を聞きに行ってみると、本当に洞窟のような場所を切り開いたようですが、中に入れてくれませんでした。
いったい何を考えているのやら……。同じものを求めない限りは敵対しないって言っていますが、気になります。それに、彼らの見張りとしてヒメネスさんが駐留することにもなってしまったし。フォルナクス調査を早く終わらせて、ヒメネスを助けてあげたいけれど、まだまだ先は長そうです……。

*1:いや、シュバルツバースはいちおう南極大陸にあるから、どこに行っても北と言えば北なんだけれど。便宜上、Mapの上側を北だと思っています。そういえば、女神転生シリーズなのに画面に方角表示がないような……。