汎用Webカメラドライバ『Webcam Settings』

Webカメラの画質(色合い)を調整したいのに、Mac用ドライバが配布されていなくて、汎用ドライバ(USBビデオクラス(UVC))のみ対応という場合って結構あると思うんです。というか、とあるWebショップの在庫一掃バーゲンセールで買ったうちのWebカメラがそうだった。Quartz ComposerのVideo Inputで読み込ませた時に、画質調整用のドライバがないことに初めて気が付きました。
ちなみにビデオカメラはサンワサプライCMS−V37SV。現行機だとCMS−V37BK(黒)モデルと同等。MacMacBook Pro Late 2011。OS はEl Capitan

で、以前、USB接続のWindowsゲームコントローラーを、汎用ドライバ「USB OverDrive」で動かしたことを思い出しまして。システム環境設定にもWebカメラの調整項目はないみたいなので、WebCamにもこういうのないかなあと思ったら、出している人がいました。
https://itunes.apple.com/jp/app/web%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E8%A8%AD%E5%AE%9A-webcam-settings/id533696630?mt=12
その名も『Webcam Settings』日本語名では『Webカメラ設定』。まんまや。
ちょっと高いのと、最終リリースが2014年ということ、コメント欄を見ると英語版Mac App Storeでは「動いた」レビュー多し日本語版では「動かない」レビュー多しで悩みましたが、他に汎用ドライバ的なもので2010年ごろ以降のものが見つからなかったので、入れてみました。
結果として動かせました。ただ、このアプリケーション自体にはプレビュー画面がないので、目的のソフト(今回の場合はQuartz ComposerのVideo Input→BillboardのImage、でプレビュー)にて確認する必要があります。
作者さんのサイトのスクリーンショットを見ると、Webカメラ本体が対応さえしていれば、ズームとかもできるらしいです。うちのWebカメラの場合、メーカーでスペックを見たら、フォーカスは手動で特にズームについての記載もなかったためか、このアプリケーションを使っても画面に出てきませんでしたが、色合いが直せるだけでも助かります。
うーん、こういう機材の世界は奥が深いな! そして、高いものの方が機能が多いな!
まあ。できる範囲でボチボチとやっていきたいですね。