「ガラスの仮面」月刊9号感想

収録:「ああ…どんなひとなんだろう…?」〜「これはわしの命令だ!」
まるまる「ふたりの王女」でした。この作品のために、作者の方は連載用にとっておいた秘蔵のシナリオを切り崩してしまったらしいですが、単体でも十分に面白いお話です。劇中劇の面白さもガラかめの魅力。悲劇のヒロインとか、悪役とかもハマる亜弓のことですが、むしろここで株を上げたのはマヤの方かもしれません。天使のような笑顔なんて、そうそうできるもんじゃない。某人のアイデアである役の取り換えっこ作戦は見事に的中というところですね。