iPhone 13シリーズ発表……よりも

13代目iPhoneの発表がありました……が! 自分としては今回は見送りだなぁと。
理由は個人的な物を含めていくつかあります。

  1. 現行機(iPhone X)の電池を交換したばかり。まだまだ100%のピークパワー。
  2. 現行機で画面割れや動作遅延などもなく、大きな不満はない。格安SIMの4Gで問題を全く感じない。
  3. 13代目には指紋認証などのマスクを外さなくても通せる認証システムが搭載されなかった。声紋でも虹彩でも何でもいいんですけど。
  4. 13代目でもLightning端子のまま。そろそろタイプCを搭載してくれても良いのでは。タイプC充電ケーブルの方が入手しやすくて安いですし、Lightning端子の真ん中の方が錆びるのはもういやだ。

で。
もしも何か買うなら、むしろタブレット……iPad miniなのではないかと言うような気がしてきました。

スマホでなければいけない理由って、事実上ほとんど無くなってきたなあと。正直、ネット回線が使えるなら電話番号の維持だけにスマホを使って、ほとんどの作業をタブレットで済ませても問題はないような。iPad mini、特徴を拾ってみます。

  1. タブレットとしてはそこそこ小さい(それでも8.3インチ)のにiPad。画像処理周り、DTMなど、コンピュータとして出来ることの幅はiPhoneより広い。
  2. Apple Pencilが使える。
  3. Touch IDを使える。タッチは電源ボタンに。
  4. 写真を見る限り、内側カメラのノッチがないっぽい。
  5. USB-C搭載。
  6. 5G対応。
  7. A15 Bionic搭載。クリエイティブに使うなら。

これ、解決して欲しかった問題をすべてクリアしているような。iPhoneに実装するのはまだとうぶん先でしょうか。

学校配布のタブレットでいじめ?

冒頭に参考記事を羅列したが、町田市の小学校でChromebookを配布したら、Google Chatを利用してのいじめが発生、児童が自殺したとの報道があった。
あまりにも痛ましい。お子様のご冥福を祈りたい。
いうまでもなく、テクノロジーの活用はユーザに委ねられる。教育目的であるならなおさらだ。まだ右も左も分からない子どもたちに実質的に無制限の端末を与えるのは、あまりに危うい。
子どものための通信環境で安心して過ごせる場所の提供がいかに難しいことか。小中学校がここ10年ほど対応に苦心してきたプラットフォームはLINEであろう。また、かつては学校裏サイト問題などもあった。そうしたオンラインの場所での問題を解決する絶対的な方法はおそらくないままでここまできている。人によって、学校によってのケースバイケースということだと思う。
各社の報道から透けて見えるのは、学校におけるICT教育でのサポート態勢のうすさだ。この町田市の学校同様にChromebookを与える学校に子どもを通わせる友人に聞いてみたことがあるが、何か問題が起きた時にサポートしてくれる専門部署のようなモノはないとのことだった。いじめのような人間同士の問題は担任の教員が対応すべきかもしれないが、テクニカルサポートについても先生を通すことになっているらしい。学校によりけりだろうが、先生への過剰な負担になっていないか心配だ。先生だって、機器関係が得意な方もいれば苦手な場合だってあるだろうし。
また、プレジデントでの報道では、身に覚えのないイタズラ書き込みを疑われたためにパスワードの変更を申し出たが、先生に却下されたという信じられない事例もあったらしい。
たまたま、端末を使っていない時にまた当該児童のアカウントでイタズラが発生したことで潔白を証明できたとのことだが、それまで再三疑われた続けた児童の心のキズが心配である。
子どもが先生に身に覚えのない疑いを掛けられることがどれだけショックなのか。
自分にも未だに忘れられない覚えがある。
あれは幼稚園の時だった。
私たち一家は父の海外赴任について行っていた。そのため、私は海外の幼稚園に通っていた。その幼稚園では日本人は日本語を禁じられた。英語か中国語なら許されたが、数ヶ月前まで日本にいた5歳児がそんなモノを話せるわけがない。もしも幼稚園内で日本語を使ったことが先生にバレると体罰があった。それは殴られるようなものでは無かったが、口にガムテープを貼られたり、タイガーオイルというきついハッカのかゆみ止めを塗りつけられたりする。当時は分からなかったが、子どもの心をキズつける分には充分に暴力的であった。
このルールも理不尽ではあったが、本当に日本語を話したことがバレたときよりも、同級生からのいじめで日本語をしゃべったことにされて先生に言いつけられて体罰を受けたことのほうがはるかに多かった。
当時思っていたのは、大人なんか信じない。それだけでなく、自分なんかも信じないということだった。
自分自身の自己肯定感が今でもどこかしら壊れているのは、この時の体験に原因がある気がする。帰国してからの日本でのいじめでも自殺未遂を起こしていたし、今でも自己肯定的かというとそうとは思えないし。
ともあれ、子どもの時に身に覚えのないことで先生に疑われたらその子どもの人間不信につながってしまうとは、誰でも容易に想像できるであろう。教育者が絶対にやってはいけないことのひとつではないだろうか?
報道で感じたのは、この学校のスタイル、教育方針の危うさだった。子どもたちに何度でも失敗させて覚えさせるためにタブレットの利用を自由にしていたとか、パスワードをなぜか全員同値にしていたなど、放任を通り越して無責任と言わざるを得ない状態だっただろう。
ただでさえ、今の子どもたちは大人なみに疲れ、ストレスがたまっている。
それは、ひとつには年齢にそぐわない程の情報過多であることも原因なのではないかと思う。
そんな状況で、自由に使えるタブレット、パスワードは共通値なんて環境を与えてしまったら、無法地帯になるのは自明の理だったのではないだろうか。
また、パスワードの適切な管理と運用を学ぶのも情報運用における基礎のひとつだと思うが、この体制では学びの機会を子供たちから奪ったといえる。
基本的にパスワードは全員個別に発行し、何があっても他人のパスワードを聞き出したり使い回したりしないのは、インターネットの大切なルールのひとつだ。これを学校自らが破っておいて、GIGAスクール構想推進校とかいえるのだろうか?
このニュース、読めば読むほど怒りを感じずにはいられない。自分が大学における教育の場でのパソコンサポート屋だから、仕事柄というのとはあるかもしれないが。何にしても、小学校におけるICT教育実践校でこの状況では、他の現場も心配である。
自分に何ができるでもないが、思いつくままに書いておくと。
タブレットを一人1台貸与されるような学校側に子どもを通わせる場合、その運用方針をしっかりと学校に確認して欲しいと思う。もしも、情報端末利用で何かあったときのサポート態勢に不安を感じるようであれば、直ちに学校に確認が必要だろう。それはハードウエア面(落下で画面が割れた場合など)、ソフトウェア面(オンライン授業を受ける上での設定方法など)、運用面(家で何時まで使用許可を出すか、学校からどんな課題が出るか、今回のような対人トラブル時の対処について、パスワード管理について等)それぞれについて確認が必要だろう。
これからタブレットが全国の学校現場に広まるだろうが、同様の問題が起きても解決出来るようになっているだろうか?

世界を壊すな

9月11日が今年も過ぎた。
あの時、夜半に父がつけていたTVはCNNからの生中継。
アメリカの貿易センタービルに飛行機が突っ込んでしまったらしい……って、何?
そして、まるで新作映画のようだった2機目の突入……。
ニューヨークの人々が守っていたそれぞれの小さな世界は、突然、まとめて壊された。
なにもかもなにもかも。
その様子は、日本だけでなく各国に直ちに伝えられていった。
現地に関わりがあってもなくても、この暴力は衝撃的だった。
あらゆる意味で、あらゆる場面で、暴力には、私は断固反対する。
マンツーマンであろうと、戦争やテロのような場面であろうと。
第一、人類が本気で争い合ったら、この地球はぶち壊される。例えば福島原発事故のような状況を意図的に世界的に多発させたら、当然、地球は終わってしまう。
地球を壊す権利は誰にもない。そして、他のヒトの世界を蹂躙する権利もまた、誰にもない。
誰かが生きた証は、次の世代につながなければならない。誰かの世界をぶち壊すというのは、そのつながりすら壊し、未来を奪う……例えばそういうことだ。
いい加減、軍部が国の論理で民間を巻き込んで破壊するような愚行は、世界から消え去って欲しい。そんなことをしても、何も生まれない。理由を付けて大義名分をこじつけて、兵器を使いたいだけ、破壊をしたいだけ。破壊なんかしたくないならやらなきゃ良いだけのハナシだ。そこは絶対にやらないと決めた上で考えることだ。それをしようとしない時点で人として終わってる。そうとしか思えない。
この国ではまた国政選挙が行われる。どの候補者や政党に投票してもその人の自由であると思うが、権利を放棄することは、下手したら自分自身の世界を守らないことにつながると、もっと知られて欲しいと思う。今のシステムだと、投票放棄は結果的に現与党への委任みたいになってしまう。それを納得しているのか、そんなことはどうでも良いのか。積極的に現与党が良いというなら投票で示すべきだし、野党などの方がいいならもちろん投票すべきで。どっちに転んで欲しいという私自身の支持政党とは別に、投票率が70%も行かない現状は、この国の民主主義の放棄、そして戦争への道を少しずつ歩み始めているのではないかと心配になる。
投票をするためには、何でも良いから政治のニュースを読んだり、考えたりしなくちゃいけない。そういうことすらをみんながみんな放棄してしまったら、国民のことなんか二の次で国のやりたい放題になっちゃう。で、国というのは本質的に大きくなりたいモノなので、そうなると手っ取り早いのは戦争すること、となる。そうなると、誰かの世界を勝手に壊すことに全員が加担させられちゃう。
そんなのはごめんだ。私は誰も殺したくない。誰も壊したくない。そして、誰にも殺されたり、壊されたりしたくないんだ。当たり前だ。きっとこの考え方は、考えすぎなんかじゃない。
毎年8月半ばや9月11日頃は、そんなことを考えてしまうのだった。
いつまでこの国の国政選挙の投票率は、低空飛行のままなのだろうなぁ。

シアターで観る『科捜研の女』

京都を舞台に、とある女性研究員を中心にした科学捜査チームの活躍を描く『科捜研の女』。
本日は仕事のお休みでしたので鑑賞にシアターへ。
平日の昼間の都内、また緊急事態宣言下のために座席指定は間引き入っていましたが、それにしても思いのほかお客さんは多く、それなりに埋まってましたね。でも、混雑と言うほどではありませんでした。
やっぱり、シアターで観るといい。他のお客さんの反応も分かりますし、音や映像美はシアターならでは。
公開直後の作品はとりあえずネタバレ無しで書きたいと思います。
何はともあれ! マリコさん、今回も科捜研のワクを越えすぎですっ!  特に、最後の最後にあーんな無茶をやってるのに……やっぱりどこかしらエレガントなんだよなぁ。
主人公も無茶する『科捜研の女』と言えば、やっぱり他のヒトへの無茶ぶりも! 今回もとことん無茶ぶりして、ついにその引力は海外まで波及してしまいます。恐ろしい巻き込み力。そこが魅力?
この無茶ぶりはダメとかイヤとかは結局言えない。だって正論ですもの。真相解明に必要な手がかりのために全力を尽くして何が悪いのだっ。本人が一番がんばってるから断りようがないという。そして、そこまで無茶ぶりして調べないと最後の手がかりは見つからなかった……と。シナリオも見事でしたね。うん。
科捜研の女』は、どうも何かのテーマに基づいて事件が起こることが多い気がします。
印象的だったのは、やっぱり吹奏楽団の回。ダブルリードの調整加工用ナイフがカギを握るという、なかなかマニアックなトリックでした。
それから、ラジオDJ役に三石琴乃さんが登場した回もありましたね。セーラームーンエヴァとかのアニメはともかく、あまりドラマには出られていなかった三石琴乃さん。背筋に一本入った美女の演技はエキセントリックながら素敵でした。あの赤いハイヒール、もしかしたら火野レイちゃんネタ?
で、映画版はどんなテーマなのかと。科学捜査のドラマだから原点に還る意図でもあったのか、今回のテーマは言ってみれば科学そのもの。それも、日本の科学研究のあり方そのものが事件の背景にあるという……。
具体的に言えばジャンルは細菌学でしたが、なかなか真相解明に至らない展開にやきもきしながらも、犯人がもしも「この人」だとしたら、まぁ動機はおそらくこうだろうしそれは分からないではないけど、でもヒトとしてやっぱりやっちゃダメだよそれは、みたいに客席で思っていました。まあ、動機自体は当たらずとも遠からずだったんですが……真相が分かった今も、なんだかやるせないですね。
その、日本では基礎研究にお金が降りないって話は、iPS細胞のときの山中先生からも、新型コロナウイルス対策でのワクチン研究の立ち遅れでもさんざん言われています。効果が分かりやすく派手な研究にばかり予算が降りる、と……。予算を決める側、ひいては納税者である国民の側でも、もっと科学の重要性に目を向けなければならないのかもしれません。
ところで、映画の後の楽しみは公式パンフレット。
科捜研の女』は20年以上の歴史があり、その間にマリコさんたちに関わったヒトも多いのですよ。今作では劇場版を記念してか、スゴく沢山の知らない人物が……。把握のために買ってみましたが、正解でした。
過去のシーズンリストや役者さんのコメントも面白かったのですが、秀逸だったのはホンモノの科捜研OBさんのもの。科学捜査の監修をされているとのことですが、彼自身の現役時代のお話もあって。もちろん守秘義務があるためでしょう、あまり詳しくは書かれていませんが……死体の無い殺人事件の科学捜査をご担当されたとのこと! なんだそれ! 不謹慎かもしれませんが、やっぱり気になりますよ。そんなドラマのような事件が起こるなんて。
現実にも、最後の最後まであきらめない、熱い研究者がいるっていうこと……。
まだまだコロナとの戦いは続きますが、最後の最後まで、コロナの真相解明をあきらめない研究者の皆さんが、日夜、世界で頑張ってくださっているはず……きっと。
それと、前から言われていますが、多くの映画館はしっかりコロナ対策ができています。あとはユーザーの側も、マナーをしっかり守って鑑賞することが大切ですよね。コロナ禍でも生き残れている数少ないエンターテイメントのひとつ。シン・エヴァでも楽しい思いをさせてもらいましたが、やっぱり映画館を応援したいです。『科捜研の女』は冒頭のシーンも、あの研究機材も、映像美が素晴らしかった。いつもの研究室も大きな画面ならではで、のぞき見している気分になれました。
もしも可能であるなら、シアターでの鑑賞をお勧めします。しっかり健康に留意し、対策をがっちりとって。帰宅したらしっかり手洗い・うがい! 劇場からコロナを広めちゃうのは、マリコさんたちの本意ではないでしょうから。

2021年9月12日(日)追記

小説版も出ています。内容は映画と同じ。というか、まんま過ぎて読むDVDと感じました。
台詞回しで聞き落とした所を文字で補完出来たり、心情描写が細かかったりするので、映画を見た後の楽しみにおすすめ。

都の予約不要若者向け接種、開始4時間半前に受付終了

本日、2021年8月27日スタートの若者向け、予約不要な新型コロナウィルスワクチン接種。
こんなのやったら人が殺到するだろうと思っていたら……、本日7時30分のtweet

「【若者ワクチン接種センター】 現在会場周辺にお並びいただいている方々で、本日8/27(金)は、ワクチン接種枠の上限に達しました。 これからご来場予定だった方々には大変申し訳ございませんでした。

冒頭に紹介した要項によれば、受付開始時刻は11時50分。受付開始の4時間半も前に受付自体が終了してしまったことになる。ルールを守って時間通り来ようとした人にバカをみさせてしまった。

■受付開始時刻は、11時50分です。
 この時間より前に、多数の方がお待ちの場合は、時間指定の整理券を配布させていただく場合があります。
 館内にお待ちいただける場所はなく、お待ちいただく場合は建物周辺となるため、熱中症予防等の観点からも、早い時刻からのご来場は極力ご遠慮いただきますようお願いいたします。また、レジャーシート等の物による場所取りは禁止されていますので、ご了承ください。

告知の段階で早く行ったらもらえる整理券について言及すべきではなかった。これにより、受ける側には受付開始時刻より早く行って整理券をもらわないと打てない、という風に解釈されてもふしぎではない。実際、本日の運用はそうなった訳で。4時間半も前に終了とか、あり得ない。断固として時間前には並ばないよう強く告知しなければならなかった。例えば、周辺に迷惑をかけないためにも、ガードマンを数名雇うなどして山手線の始発の時刻から対策を取り、早く来すぎた人はきっぱり断るようにしないといけなかったのではないだろうか。それに、予約受付状況はツイッターで告知するならするで、案内ページ内にはっきり書いておくべき。ページの末尾にツイッターアイコンはあるけれど、アピール不足だろう。
世の中に、予約なしの行列をさばくノウハウは色々と存在する。最も避けなくてはいけないのはユーザーに不公平感を与えることではないだろうか。もし、今夜、ワクチン接種目的の徹夜組が出たとすれば、もちろんそうする人が一番悪いのだが都の運営責任も問われるだろう。ワクチン接種前夜はきちんと休養しないと、副反応が強く出てしまう可能性は大いに考えられるのだが(医学的な根拠というよりは、身体に異物を入れてそれに反応させるわけだから体力があるに越したことがないという経験則に基づく私的見解だが、まあ間違ってはいないだろう)。それを防ぐには、一番効くのは無理して並ばなくても充分な数があるとアピールすることだ。
例えば、ジャンルは異なるが、シン・エヴァで限定の小冊子を100万部も用意した件。

  • 急遽決定!6月26日(土)より、“最後の”入場者プレゼント全国合計100万名様へ配布!

無理に配布初日に映画館に行かなくても全国の希望者全員がもらえる潤沢さだった。この小冊子は無理に短期間に映画館にヒトを集めるというよりは、じっくりとヒトを映画館に呼び戻してリピーターによる興行収入100億円達成を目指す目論見だったと思われる。みんなのちからがないと達成出来やしない大きな目標があるなら、リソースは潤沢に。素晴らしい戦術だった。
ともあれ、ネットでの接種予約は相変わらず取れないという声が多い。取れても1ヶ月くらい先の話だったりする。で、予約なし会場を作ったらこの状況。速やかに打ってくれといわれても困る。
たしか、一般区民レベルで高齢者ではない層に接種が出来るようになったのは7月ごろから各自治体でぼちぼちだが、まだまだ足りない。

上記によれば、8月22日の時点で2回目まで終えたのは全都民の37.14%。集団免疫というのは人口の7割くらいが免疫を持たないと発動しないと聞いたことがあるが、まだまだ足りない。
それに、このまま予約合戦が続いたら、都民の側が疲れ切って接種率7割を達成する前に予約する気を無くしてしまうのではないかと懸念している。こうなると集団心理問題になってしまう。ただでさえ、強い副反応リスクがあって打つのに勇気がいるワクチンなのに、モデルナワクチンに異物混入事故があった件もあり、多くの人のやる気がそがれてしまうのではないかと、一市民ながら懸念している。集団免疫が獲得されないとこのウイルスの社会的克服は難しいだろうし、それはひるがえって私自身や周りの人たちの安全にも関わってくるのだから。

同日17時50分、追記

結局、今後は抽選にするのだそう。それも平等かなぁ? と疑問になるが。現場行って抽選して……打てなかったら時間作って移動リスクを背負った意味が無いわけで。ことは生命保護の問題だし、やっぱりワクチン接種リソース(ワクチンそのものだけでなく、お医者様等の人員や会場の確保、あともちろん諸予算を含めて)が明らかに足りないのだと思う。
それから、こんなに並ぶとは思わなかったと言うが、本当そうならいくら何でも状況が分かってなさ過ぎだと思う。まだ都内では6割のヒトが2回目を打てていないのだから。

モデルナのワクチンの一部に異物混入?

武田薬品工業によりますと、「接種済証」を見れば、接種を受けたワクチンがいつ、どこで製造されたかなどを示す「ロット番号」が確認できます。

今回、異物が混入した疑いが否定できないとされているワクチンのロット番号は
▽「3004667」
▽「3004734」
▽「3004956」の3種類です。

ともかく、モデルナを打った人は接種券の右下にある「接種済証」で番号を確認しておいた方がいいんだろう……と。
それにしても、ワクチンの製造工程で混入する異物ってなんだろう? 要確認範囲が約160万回分、80万人分……これは大変だ。
それに、異物混入が原因の体調不良と副反応は、どうやって見分けるのだろう?
あと気になるのが、これでワクチンが使えなくなった場合に接種難民を生まないか……。

武田薬品工業によりますと、今回の使用の見合わせで予定していた2回目の接種が延期になった場合、標準としている接種間隔の4週間を超えても2回目の接種を受けることができるということです。

接種を1回目から受け直す必要はなく、できるだけ速やかに2回目の接種を受けてほしいとしています。

一応、このようにあるが、接種予約システムがこのような、主催者側都合による延期に対応してくれるかどうか。
幸い、ファイザーとは異なりモデルナのワクチンは、集団接種で使われることが多かったからユーザーへの連絡は付きやすいとは思われる。ともあれ、一応、モデルナワクチンで予約した人は回数に関わらず予約状況を確認したほうが良いのかも。ともかくこれで接種難民になってしまうことがないように願いたい。
それから、こういうのにつけ込んだ予約サポート詐欺が往々にしてありうるかもと、ちょっと思ってしまった。トラブルで接種が延期されるが早く打てるように手配するので金銭対価を要求する、とかそういう。ともかくこういうことがあったら公式情報で確認を。

#WeThe15

WeThe15 is sport’s biggest ever human rights movement to end discrimination. We aim to transform the lives of the world’s 1.2 billion persons with disabilities who represent 15% of the global population.

WeThe15は、差別をなくすためのスポーツ史上最大の人権運動です。世界人口の15%を占める12億人の障がい者の生活を変えることを目指しています。

(日本語訳文=DeepL翻訳:世界一高精度な翻訳ツール
昨日のパラリンピック開会式で映し出された『#WeThe15』というハッシュタグのキャンペーン。

なかなか素敵な紫色が印象的。壁紙の配布コーナーもありましたので、ダウンロードしてiPhoneに設定してみました。
さてこのサイト。世界の人口の約15パーセントの方は何らかの障がい者であるという統計に基づき、差別をなくし生活を向上しようとする物のようです。
そんなにいるかなぁ……と一瞬思ったのですが、まず、日本の状況と世界では大きく異なるであろうと。
例えば、昨日の開会式での選手紹介で、地雷や戦争によって腕や脚を失った選手がしばしばおられたこと。
先天的な障害にしても、医療や衛生面の水準が高い国、低い国、色々あります。
それら全ての条件を鑑みて世界的に平均したら、15パーセントくらいになるかもしれません。
実際、私も今までの人生で知り合った友人知人を思い出すと、いわゆる障がい者の方は、6人くらい思い当たります。それほど交友関係が広い方ではないのですが、ご縁がないわけではありません。
高校のときに車いすで通学していたクラスメイトの男の子は非常に優秀で、たしか筑波大学に現役合格したと。移動や授業面でのハンデはクラスメイトでフォローしていたりして、うちのクラスの男子の結束は固かった記憶があります。うちの学年ではほかのクラスにもいましたね。
障がいが原因でかはわかりませんが、残念ながら若くして亡くなられた友人もいました。
それぞれなりに個性的な人だったなぁ、と思いだします。そして素敵な人であり、ふつうの学生だったとも。
そんな想いとともに。
やっぱり、地雷や戦争によって身体的障がいを負うことは、防ごうと思えば防ぐことが出来るはずの悲劇だと強く感じました。化学的兵器や環境汚染による要因も、人間がもっと進歩すれば、避けることが出来るハズです。
それにしてもコロナ禍でのパラリンピック。できればワクチンが普及するまで延期して欲しかったのが個人的本音ではあります。
開催するのであれば、五輪に輪を掛けて徹底的に徹底した感染対策を願います。どこまで抑えられることか!